『ワイルド・スピード10』撮影開始へ、ヴィン・ディーゼル現地入り報告 ─ 亡きポール・ウォーカーに「愛している」とメッセージ

シリーズ最終章となる『ワイルド・スピード』完結2部作の前編、『ワイルド・スピード10(仮題)』がいよいよ本格的に製作を始めたようだ。主演・製作のヴィン・ディーゼルが撮影地の英ロンドンに入ったことを明かしている。
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本作は、コロナ禍で好記録を残した『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』(2021)に次ぐ『ワイルド・スピード』10作目。トレットサーガ20年の歴史を締めくくる最終章として製作される。本作にはメインキャストが揃って続投することが判明しており、撮影開始が待たれていた。
このたび、シリーズを牽引してきたディーゼルは「『ワイスピ』がロンドンに帰ってきました」とInstagramで撮影地入りを報告。この約2週間前には動画で「主要撮影開始まであとほんの少しまで迫っています」と予告していたが、遂にその時が来たようだ。
また、撮影開始の報告にディーゼルは亡き盟友の写真を添えている。シリーズ1作目から共に歩んできたブライアン役のポール・ウォーカーだ。投稿では、「お前に誇り思ってもらえるように……。愛している、いつも」と、遠いどこかから活躍を見守っているであろう兄弟のポールに愛を伝えている。
メインキャストのほか、本作には『アクアマン』シリーズで知られるジェイソン・モモアが新キャストとして参戦する。モモアに次ぐキャスティング情報は届いていないが、ディーゼルが「最高のキャストが参加する」と予告していたこともあり、期待が高まる。また、今回のディーゼルの投稿では「世界中の新しいロケーション」が登場することもアナウンスされており、『ワイスピ』未開の土地でのカーレースが見られるかもしれない。
監督は『ジェットブレイク』を含めシリーズ5作品を手がけてきたジャスティン・リン、脚本は同じくシリーズ作品を執筆してきたクリス・モーガン。2023年5月19日に米国公開を予定している。