『ワイルド・スピード』第2作ヒロインのモニカ再登場なるか ─ 「10作目を待て」ヴィン・ディーゼルが示唆

全11作での完結が判明している『ワイルド・スピード』シリーズ。一大サーガの幕切れを控え、そして最新作『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』で実現するハンの復活が後押しとなり、ファンの間では過去作に登場したキャラクターの再登場が期待されている中、主演と製作を兼任するヴィン・ディーゼルが、きたる10作目であるキャラクターの再登場を示唆した。第2作『ワイルド・スピードX2』(2003)に登場したヒロイン、エヴァ・メンデスが演じたモニカ・フェンテスだ。
ディーゼルが、モニカについて口を開いたのは米Entertainment Weeklyとの対談企画にて。モニカの話題になると、ディーゼルが「10作目を待ってください」と気になる発言を繰り出したのだ。「あなたたちも知っているように、スタジオは“1作だけでは網羅すべき全ての領域をカバーしきることはできない”と言っていますよね。何がやって来るのか、想像することしかできないですよ」。
なぜ対談企画でモニカの話題があがったのかというと、ドムの恋人レティの歴史を辿っていく中で、関わりの深い重要人物として、モニカを演じたメンデスの名をディーゼルが挙げたため。FBI捜査官であるモニカは第5作『ワイルド・スピード MEGA MAX』(2011)のミッドクレジットシーンで再登場を果たし、死んだと思われていたレティの生存をホブスに知らせていたのだ。
第10作の脚本はすでに進められていることが判明済み。プロデューサーとしてもシリーズに携わるディーゼルだから、第10作のアイデアについて何か知っている、もしくは提案していることがあるのかもしれない。第9作『ジェットブレイク』が封切られていない以上、第10作の展開を予想することは困難であるが、FBI捜査官であるモニカの再登場は、例えば死んだと思われていたハンの復活に比べると実現しやすいように思える。
なお、『ジェットブレイク』にはハンのほかにも、第3作『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』(2006)からショーンやトゥインキー、アールが復活する。ファミリー再集結の兆しが見える中、完結の一歩手前である第10作では懐かしのキャラクターが更に帰ってくるのでは…?
Source: Entertainment Weekly