【ネタバレ】『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』赤ちゃんは本物の赤ちゃんで撮影 ─ 遅い時間の撮影に「泣き出しちゃって」

この記事には、『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』のネタバレが含まれています。

映画の冒頭、スーはリードに妊娠を告げる。自分たちのDNA変異が子どもに受け継がれている可能性に怯えながらも、幾度とない検査を経て、リードとスーは赤ん坊を迎える準備を整えていく。その後、スーは宇宙でのミッション中に無重力状態でフランクリンを出産する。マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長も、物語における重要な存在だと豪語するフランクリンは、その愛らしい姿でスクリーンに惹き付けてくれる。
母となるスーを演じたカービーが米Varietyに語るところによると、劇中の赤ちゃんは本物の赤ちゃんであり、また複数名が交替で演じていれていたとのこと。中でもメインで演じてくれたエイダという女の子は非常に素晴らしく、カービーは「あの子たちにとても愛着がわき、私たちの旅の一部となりました。あの子がいないと変な感じがするほどでした」と撮影に協力してくれた赤ちゃんたちの貢献を讃えた。
しかし、本物の赤ちゃんを伴っての撮影には試練も多かった。スーがフランクリンを夜の街に連れて出るシーンでは、思わぬハプニングが起こったようだ。
「すごく遅い時間で、ロンドンで冬に撮影していたんです。そうしたら赤ちゃんが全員同じタイミングで泣きだしちゃって。”私がすごくひどいことを言っているから、みんな同時に泣き出しちゃったのかな?”って感じでした。赤ちゃんって世界で一番自然な俳優ですよね。」
劇中でフランクリンが笑ったり、ぐずったり、母スーに寄り添おうとする動き、仕草や表情は、何もかもがきわめて自然だ。大人の俳優たちにも自ずと優しく柔らかい表情をもたらしている。スムーズにいかないことがあったとしても、赤ちゃんたちがいる現場では自然と皆が笑顔になり、和やかなムードに満ちていたに違いない。
映画『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』は大ヒット公開中。
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Source:Variety