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『ワイルド・スピード ICE BREAK』ポール・ウォーカーCG復活案が検討されていた

(c) 2014 Universal Studios. All Rights Reserved.

『ワイスピ』シリーズ第1作から主演のひとりを務めてきたブライアン・オコナー役のポール・ウォーカー。2013年11月、第7作『ワイルド・スピード SKY MISSION』(2015)の撮影期間中に自動車事故に見舞われ、40歳の若さでこの世を去った。ポールが演じたブライアンも、『SKY MISSION』のラストシーンで見られたドムとのドライブを最後に、ファミリーとは別々の道を選んだ。

一度は再び立ち上がれないほどの悲しみを経験した、ヴィン・ディーゼルをはじめとする共演者・製作陣は、シリーズを継続させる道を選んだ。2017年には次作『ワイルド・スピード ICE BREAK』が公開されたが、同作ではポールが『ワイスピ』で遺したレガシーに対して“いかに敬意を払うか”が重要だった。メガホンを撮ったF・ゲイリー・グレイ監督によれば、ポールが演じたブライアンをCG加工で復活させる案まで検討されていたというのだ。

「このフランチャイズにおけるポールのレガシーを描くための、最高で一番粋な方法は何か。そういうことは打ち合わせの中で何百と話しました。いくつかできることもありました。デジタル加工でポールを再現して、彼をキャラクターに近づけること。もしくは、彼の姿は出さずに、彼がこの世界にいるということにするとか。こうしたことを話し合った上で私たちが決断した選択は、彼のレガシーに一番敬意を払ったものになったと思います。」

CG加工での復活といえば、ポールに捧げられた『SKY MISSION』ラストシーンで採用された方法で、ポールの2人の弟、ケイレブとコディが代役を務めた。こうした先例もあるため、『ICE BREAK』でも実現は可能であったはずだが、制作陣は別の方法を選んだ。

ポールの存在を伝えるべく『ICE BREAK』で採用された方法は、グレイ監督の言葉に沿えば後者ということになる。劇中、姿こそ見られなかったが、ドムがストリートレースに挑む際にかつてブライアンが使っていた裏技を使うシーンや、ファミリーが窮地に陥った時にタイリース・ギブソン演じるローマンが「ブライアンがいたら…」と呟くシーンなどで、ブライアンの存在が感じられた。ポールは、たしかにブライアンというキャラクターの中に生き続けていた。

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『SKY MISSION』では撮影に協力した2人の弟をはじめ、ポールの遺族も『ICE BREAK』の仕上がりには満足していたそう。グレイ監督は「ご家族も、彼の扱われ方にはとても喜ばれていた」と振り返っている。

日本では、『ICE BREAK』に続く最新作『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』が間もなくやってくる(2021年8月6日)。同作を一足先に鑑賞した筆者の所感では、『ICE BREAK』と並ぶ、もしくはそれ以上にポールの存在をファンの方々は感じることができるはずだ。詳しくはネタバレ無しレビューでご確認いただきたい。

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Source: Screenrant

Writer

SAWADA
SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。

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