焚書描く傑作ディストピア小説『華氏451度』再映像化!米予告編到着 ― マイケル・B・ジョーダン&マイケル・シャノン主演

1953年にSF作家レイ・ブラッドベリが著した傑作小説『華氏451度』が、フランソワ・トリュフォー監督による映画『華氏451』(1966)以来、再び映像化される。
製作を手がけるのは、ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』(2011-)や『ウエストワールド』(2016-)、『ビッグ・リトル・ライズ ~セレブママたちの憂うつ~』(2017-)など、高品質のドラマを数多く世に放っている米国のケーブルテレビ局HBO。原作小説と同名タイトル『華氏451度(原題:Fahrenheit 451)』で、テレビ映画として登場する。

このたび到着した米国版予告編では、原作小説を現代向けにアップデートしたポイントや、魅力的な出演者たちの姿を確かめることができる。

『ブラックパンサー』『シェイプ・オブ・ウォーター』出演者がタッグ!

『華氏451度』のテーマは「焚書」。予告編の冒頭で「実物の本を見たことがあるか?」というセリフが聞こえてくるように、本作の舞台は、人々の思想を管理するため本の所持や読書が禁じられた世界だ。主人公ガイ・モンターグは、焚書を担当するファイアマン。本の中には狂気や混沌が詰まっているのだと教えられ、それを信じる彼は、子どもたちにも本を禁じるのだった……。

「ちょっとした知識が危険なんだ。報道、事実、伝記、そして昔のインターネット。すべて燃やせ。」

主人公の上司であるビーティのナレーションからは、本作が原作小説の「焚書」を超えた“情報の抹消”をポイントにしていることがうかがえる。「俺たちは平等に生まれてこない。だから、燃やして平等にしなきゃいけないんだ」というセリフには、歴史性や真実性を時に蹴散らしていく現代の政治状況をみることも可能だろう。
『ブレードランナー』(1982)の影響が色濃い近未来のビジュアル、その世界観で、原作刊行から65年の時を経て、レイ・ブラッドベリの物語が再びリアリティをもって立ち上がってくることに期待したい。

 

主人公ガイ・モンターグを演じるのは、映画『ブラックパンサー』(3月1日公開)の悪役で再び絶大な評価を得ている、『クリード チャンプを継ぐ男』(2015)のマイケル・B・ジョーダン。上司ビーティ役には、同じく話題作『シェイプ・オブ・ウォーター』(3月1日)に出演するマイケル・シャノンが扮し、さらに『キングスマン』(2015)や『アトミック・ブロンド』(2017)のソフィア・ブテラも登場する。監督を務めるのは『ドリーム ホーム 99%を操る男たち』(2014)のラミン・バーラニだ。

テレビ映画『華氏451度(原題:Fahrenheit 451)』は2018年5月に米HBO局にて放送される。日本での配信情報が今から楽しみだ。

Sources: https://screenrant.com/fahrenheit-451-hbo-trailer-michael-b-jordan/
Eyecatch Image: https://www.youtube.com/watch?v=UEhsFEgsI5U 動画サムネイル

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THE RIVER編集部。わかりやすいことはそのままに、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすくお伝えしたいと思っています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp へ。

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