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「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」「ロキ」8月にも撮影再開へ、海外ロケも秋に実施

セバスチャン・スタン アンソニー・マッキー トム・ヒドルストン
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/48469158106/ https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/48469318202/ https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/48469126682/ Remixed by THE RIVER

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のドラマシリーズ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー(原題:The Falcon and the Winter Soldier)」「ロキ(原題:Loki)」が、2020年8月の撮影再開を目指して動き出すようだ。米The Hollywood Reporterが報じている。

2019年10月から撮影が始まっていた「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」、同じく2020年1月から撮影に入っていた「ロキ」は、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、ともに2020年3月中旬から製作中断を余儀なくされていた。それから約3ヶ月半を経た今、ハリウッドは再始動に向けて動き始めている。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)をはじめ多くのMCU作品が撮影されてきた、米ジョージア州のパインウッド・アトランタ・スタジオズでも再開準備が進んでいるのだ。

報道によると、パインウッド・アトランタ・スタジオズでは「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」「ロキ」の撮影を早ければ2020年8月にも再開する方針で、プリプロダクション(撮影準備)は7月から開始される。この2作品のほか、同スタジオでは2本の長編映画、および複数のストリーミングサービスにて配信されるドラマシリーズの準備が行われるということだ。

パインウッド・アトランタ・スタジオズでは、コロナ禍を受けて安全な営業再開方法の模索に数ヶ月間を費やし、新たな安全策の制定に100万ドルを投じている。すでに入場者の健康状態をモニタリングする技術を提供するBioIQ社、空気中のウイルスや細菌を除去するテクノロジーを開発するSynexis社と提携しており、フランク・パターソンCEOによると、スタジオ側は「今後数ヶ月をかけて、新たな策がどう機能するかを確認する」という。

なお、同じくThe Hollywood Reporterによれば、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」は、製作中断時点で撮影が行われていたチェコ・プラハに戻っての撮影も秋に9日間実施予定。現在、マーベル・スタジオはこちらの準備にも入っているという。

2020年7月3日現在、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」は2020年8月にDisney+にて配信予定と告知されている。しかし今後、早ければ8月に米国内、秋にプラハで撮影という報道通りに進むとすれば……果たして間に合うのかどうか。

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Source: The Hollywood Reporter(1, 2

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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