高所スリラー映画『FALL/フォール』がシリーズ化、続編2本正式決定 ─ 2作目は2024年6月撮影開始

上空600mの鉄塔に取り残された女性クライマー決死の脱出を描き、ヒットを博したサバイバル・スリラー映画『FALL/フォール』(2022、日2023)の続編企画情報がアップデートされた。『Fall 2(仮題)』『 Fall 3(仮題)』として2本の続編とともにシリーズ化されることをThe Hollywood Reporterが報じている。

続編企画の始動については、1作目の日本公開から間もない2023年3月時点で報じられていたが、資金関連も順調にクリアし、2024年6月に『Fall 2』の撮影を開始する見込みだ。1作目『FALL/フォール』を手がけたスコット・マンが2作目、3作目でも監督、共同脚本、プロデュースを務める。
1作目より続投するプロデューサーのクリスチャン・マーキュリーは「2本の続編映画はオリジナルをさらに拡大する絶好の機会です。髪の毛が逆立つ、命知らずで、心臓が脈打つアイデアを保証する最高のチームとアイデアが集結したので、もっと先までシリーズ化していきたいです」と意気込みを語っている。
プロジェクトのキーパーソンであるマンは「『Fall』の旅路を続け、ネクストレベルに持っていけることにワクワクしています」とコメントするほか、「地上数百メートルで再度撮影することが待ちきれない」と、続編もやはり高所が舞台であることを示唆している。
前作『FALL/フォール』の舞台となったのは、地上600メートルの超高層テレビ塔。夫を亡くしたインフルエンサーのベッキー(グレイス・キャロライン・カリー)は、親友のハンター(ヴァージニア・ガードナー)に提案され、喪失から立ち直るためのクライミングに参加する。なんとか頂上に到達したベッキーは新たな一歩を踏み出すことを決意するが、それもつかの間、老朽化したハシゴが崩れ落ちてしまった。電波は不達、食料もなく、人影も見えない。ふたりは技術と知識を活用し、この危機を抜け出そうとする。ベッキーとハンターは2作目と3作目にも登場予定だが、その他のキャラクターや詳細なプロットについてはベールに包まれたままだ。
製作費300万ドルにして、世界興行収入は1,730万ドル超をマークし高い成功を収めた『FALL/フォール』。新たな人気シリーズの誕生を楽しみに見届けよう。
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Source:The Hollywood Reporter
 Yuka Shingai
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