『ファナティック』トラボルタの事案系ストーカー姿、リンプ・ビズキットのフレッド監督とノリノリで容姿設定

どうしてこうなった。ジョン・トラボルタとは思えない、「ヤバいタイプのオタク」姿が早くも話題の映画『ファナティック ハリウッドの狂愛者』。トラボルタ演じる主人公ムースの劇中写真が到着した。
トラボルタが演じるのは、ハリウッドの大通りでパフォーマーとして冴えない毎日を送る映画オタクのムース。人気俳優ハンター・ダンバーの熱狂的なファンである彼は、参加したサイン会で冷たくあしらわれたことをきっかけに、次第に狂気に満ちたストーカーへと変貌していく。
監督は、ミクスチャーバンドとして2000年代から活躍するリンプ・ビズキット(Limp Bizkit)のフロントマン、フレッド・ダースト。写真は、大ファンである俳優ハンター・ダンバーの家に侵入し、家政婦に攻撃されるシーンや、ダンバーの家を見つけて記念に自撮りをするシーンなどが切り取られている。一見トラボルタだとは分からないサエないムースの風貌が注目を集めているが、このスタイルはトラボルタ本人とフレッド・ダースト監督の二人で生み出したもの。二人の議論の末、アロハシャツに短パン、靴下にスニーカー姿がムースの定番のスタイルとなったようだ。
ムースは劇中で4種類のアロハシャツを着こなしており、なかにはドラキュラやフランケンシュタインがプリントされたホラー映画好きらしいシャツも見られる。また、不揃いな彼の髪型は“マレット”と呼ばれるサイドを刈り上げ、襟足を長く伸ばしたもの。“世界一ダサイ髪型”と一部では囁かれているこの髪型にしようと、ダースト監督が提案。それを聞いたトラボルタが、大量のマレットの人物写真のなかから、ムースのメージにぴったりな写真を見つけだしたのだという。トラボルタ、ノリノリである。
トラボルタが演じるのは、ハリウッドの大通りでパフォーマーとして冴えない毎日を送る映画オタクのムース。人気俳優ハンター・ダンバーの熱狂的なファンである彼は、参加したサイン会で冷たくあしらわれたことをきっかけに、次第に狂気に満ちたストーカーへと変貌していく。
『ファナティック ハリウッドの狂愛者』は2020年9月4日(金)全国ロードショー。