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『プレデター:バッドランド』エル・ファニング、『エイリアン:ロムルス』アンドロイド役に「勉強になった、自信をもらった」

プレデター:バッドランド
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『プレデター』シリーズの映画最新作『プレデター:バッドランド』でアンドロイドを演じるエル・ファニングが、『エイリアン:ロムルス』(2024)に影響を受けていたことを英Empireにて明かした。

本作の舞台は、銀河で最も過酷で危険な星、“最悪の地”バッドランド。この地に追放された若きプレデター“デク”は、異形のクリーチャーや、空から襲いかかる敵に翻弄されるなか、下半身を失ったアンドロイドの少女(エル・ファニング)に救われる──。

ファニング演じるアンドロイドは、『エイリアン』にも登場する巨大企業ウェイランド・ユタニ社によって開発された設定。『エイリアン:ロムルス』に登場した、同じくウェイランド・ユタニ製アンドロイド(シンセティック)であるアンディを演じたデヴィッド・ジョンソンに、ファニングはとても励まされたという。

「撮影中に『エイリアン:ロムルス』を観に行きました。(ジョンソンは)本当に素晴らしい役者だと思います。彼がほかのシンセティックとは異なる、独自のバージョンを創り出していたことがとても勉強になりました。私も自分なりのシンセティックを生み出す自信がつきました。」

ジョンソン演じるアンディは、前半はケイリー・スペイニー演じる主人公レインの気弱な弟として登場するが、そのキャラクター性をだんだん変化させていく。かたやファニングは、『プレデター:バッドランド』で別のアンドロイドを演じるという“一人二役”に挑戦した。

「幸い、私は一日のあいだに2つの役を演じることはほとんどありませんでした(笑)。それでも、ウェイランド・ユタニのシンセティックを演じることは恐ろしいことだったんです。これまでに(シンセティックを)演じた方々の名前を考えてくださいよ!」

これまでにアンドロイド役を演じてきたのは、ジョンソンのほか、第1作『エイリアン』(1979)アッシュ役のイアン・ホルム、『エイリアン2』(1986)『エイリアン3』(1992)ビショップ役のランス・ヘンリクセン、そして『プロメテウス』(2012)『エイリアン:コヴェナント』(2016)のマイケル・ファスベンダーという顔ぶれ。彼ら名優たちに続くファニングは、いったいどんな名演を見せてくれるのか。

映画『プレデター:バッドランド』は2025年11月7日(金)日米同時公開。

▼ 『プレデター:バッドランド』の記事

    Source: Empire

    Writer

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    稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

    「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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