「ザ・ペンギン」シーズン2はナシ? ─ コリン・ファレル「僕はネガティブに考えがち」

DC映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』(2021)のスピンオフドラマ「THE PENGUIN-ザ・ペンギン-」の主演コリン・ファレルが、シーズン2の可能性について語っている。
「THE PENGUIN-ザ・ペンギン-」は、コリン・ファレル演じるオズワルド・コブ/ペンギンに焦点を当てた全8話のドラマシリーズ。ゴールデングローブ賞ではファレルがミニシリーズ・テレビ映画部門の主演男優賞に輝き、エミー賞では作品賞・主演男優賞・主演女優賞を含む24ノミネートを獲得した。
主演最新作『端くれ賭博人のバラード』のプロモーションで米ComicBook.comのインタビューに応じたファレルは、「ザ・ペンギン」シーズン2の可能性について「僕はややネガティブに考えがちなので“実現しない”に賭けますが、その差はわずかです」としたうえで、次のように語った。
「上の人たちが、さらに8話分の筋書きを考えているのは知っています。すべてはマット・リーヴスの世界に基づいていますからね。『ザ・バットマン』のラストの死とゴッサムの壊滅が権力の空白を生み、オズがそれを利用できる展開になったのは、まさに好都合でした。これは、僕たちが並行して描いた8時間分のストーリーにぴったりです。(『ザ・バットマン2』は)「ザ・ペンギン」ラストの数週間後から始まるでしょう。僕は(シーズン2が)実現しない方に賭けますが、大きくは賭けません。」
もともと「ザ・ペンギン」はリミテッドシリーズとして製作されたが、シーズン2への更新について製作陣は前向きだ。ただし、その条件としてリーヴスは「正しいと思えるアイデアを考え出す必要がある」と述べており、ショーランナーのローレン・ルフランも、シーズン2の制作には「(シーズン1の)自分たちを超えられるという確信」が不可欠だと語っていた。
8月時点では「『ザ・バットマン2』の脚本に「(『ザ・ペンギン』の)シーズン2にふさわしいものがあるかどうか」が課題とされていたが、今回のファレルの発言から、さらに進展があった可能性もうかがえる。もっとも、ファレルの“賭け”から判断すると、実現の可能性はおおむね五分五分といったところか。
映画『ザ・バットマン2』は2027年10月の米国公開を目指し、撮影は2026年4月末~5月頭に開始予定。ファレルはペンギン役で続投するが、登場シーンは少なめになることを明かしている。またリーヴスが米MTVに語ったところによれば、ソフィア・ファルコーネ役のクリスティン・ミリオティは登場しないという。
「THE PENGUIN-ザ・ペンギン-」はU-NEXTにて配信中。
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Source: Comicbook.com (1, 2), MTV
























