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ポール・ウォーカー弟、『ワイルド・スピード』の取り組みに感謝 ─ 『ワイスピ』の歩みに「シビレているはず」と兄を代弁

『ワイルド・スピード SKY MISSION』より©Universal Pictures

2013年に自動車事故で急逝した俳優ポール・ウォーカーの弟コディ・ウォーカーが、兄不在で継続している『ワイルド・スピード』シリーズについての心境を語った。その中で、ポールと固い絆で結ばれている盟友ヴィン・ディーゼルへの感謝を伝えている。

コディは、ポール・ウォーカーの15歳下の弟として知られる。ポールの遺作となった『ワイルド・スピード SKY MISSION』(2013)では、もうひとりの兄ケイレブと共にポールの代役を務めた。これをきっかけに、コディは『ワイスピ』で主演・製作を務めるヴィン・ディーゼルや、出演者のタイリース・ギブソンらファミリーとの仲をいっそう深め、2019年には最新作『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』の撮影現場に足を運んでいた

ポール不在の『ワイスピ』としては、前作『ワイルド・スピード ICE BREAK』(2017)に続き2作目となる『ジェットブレイク』。もっとも、ポールが演じたブライアンは、家族との時間を大切にすべく第一線からは身を退いているという設定であったり、ディーゼル演じるドミニクの息子に同じ名前が付けられたりと、姿こそ見られないが今も生きている。こうしたファミリーの粋な計らいを天国から見守っているであろうポールの気持ちを、このたび米TMZの取材に応じたコディが代弁。『SKY MISSION』以降のシリーズの歩みについて訊かれたコディは以下のように答えている。

「ヴィンやファミリー全員は、キャラクター(ブライアン)を沈む夕陽に向かって車で走らせるというような粋な演出をやってくださいました。ポールも(その後)シリーズが進んだ道にはすごくシビレているはずだと思いますよ。シリーズはとてもクレイジーなところまできましたからね。今までワイルドな運転を見せてくれて。ポールは本当に純粋な人間で、真の車好きでした。」

『ジェットブレイク』は、2021年5月中旬に韓国や中国で封切りを迎え、コロナ禍以降最大の盛り上がりを見せている。コディが『ジェットブレイク』を鑑賞したのかは定かでないが、ポールの意思をシリーズに継承し続ける『ワイスピ』ファミリーの取り組みをはっきりと認識しているようだ。「ポールのレガシーを忘れないようにするためのとても熱心なアプローチをヴィンが続けていることだけは知っています」とコディ。続けて「彼はキャラクターをねぎらうためにとても良い仕事をしてくださっています」と感謝を伝えながら、「ふたりは長年一緒に仕事をして、兄弟のようでしたから」と、兄ポールとディーゼルの絆を語った。

ちなみに、『ジェットブレイク』でメガホンを取るジャスティン・リン監督は以前、本作では「ブライアンの存在を感じることができる」と予告していた。「このユニバースでブライアン・オコナーが今も生きているということは、とても影響力のあることですし、とても重要なことです」。

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Source: TMZ,Vin Diesel Instagram

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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