自分は犯罪組織のボスか、CIA捜査官か ─ 記憶喪失めぐるアクションスリラー、『デッドプール2』監督がプロデュース

『デッドプール2』(2017)『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』(2019)監督のデヴィッド・リーチが、アクションスリラー映画『Fast and Loose(原題)』のプロデュースを手掛けることがわかった。米Deadlineが報じている。
『Fast and Loose』は、メキシコ・ティファナで目覚めた記憶喪失の男、ジョン・ライリーを主人公にした物語。死んだものとして見捨てられていた男は、いくつかの手がかりをもとに記憶をたどっていくにつれて、自分には2つの顔が存在したことに気付く。ひとつは美女たちに囲まれ、豪華で派手な生活を送っている“犯罪組織のボス”。そしてもうひとつは、低収入で孤独な生活を送り、これから成功する希望さえない“CIA潜入捜査官”だ。しかしライリーは、どちらが自分の真実の姿なのかを思い出すことができない……。
脚本を執筆するのは、『MEG ザ・モンスター』(2018)のジョン&エリック・ホーバー。製作総指揮は『トランセンデンス』(2014)『足跡をかき消して』(2018)のアニー・マーターが務める。プロデュースにはデヴィッド・リーチのほか、『アトミック・ブロンド』(2017)『デッドプール2』『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』などでリーチとタッグを組んでいるケリー・マコーミックが参加している。
映画『Fast and Loose(原題)』の監督・キャスト・製作時期などは未定。
▼デヴィッド・リーチ の記事
Sources: Deadline, The Hollywood Reporter