『ワイスピ』は稼げるんだから止めるわけがない ─ テズ役リュダクリスが痛快アンサー

『ワイルド・スピード』シリーズはまだまだブレーキを踏まない。最新作『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』が大ヒット公開中で、これはサーガ完結作となる続編に連なるものとされる。その後にもスピンオフ作がいくつか準備中で、『ワイスピ』の世界はこれからも拡大することになりそうだ。
シリーズ当初はストリートレースを描く小規模な作品だった『ワイスピ』は、いつの間にか世界を股にかける超ハイテクアクション大作シリーズとなった。テズ役で常連のリュダクリスは米Podcast番組で、どうして『ワイスピ』シリーズはこんなに展開が続いているのかという質問に、ラッパー出身らしいぶっちゃけで痛快に答えている。
リュダクリスはトークの中で、「どうしてこのシリーズを続けるのか」とよく尋ねられると言い、「それって世界一間抜けな質問だよな」と、次のように説明した。
「ポッドキャストだろうと、音楽だろうと、映画だろうと、どんな業界でも、要は利益なの。支出に対して、収入がいくらのかって話。そんで俺らは数十億ドル稼いでるわけね。いやマジで、自慢とかじゃなくて。
だから、“あの映画を撮り続けるのは何故ですか?”とか聞かれたら、こう答えるよ。“2億ドルの費用で10億稼げるのに、もう止めようぜとか言う奴がいるか?8億ドルの利益だぞ?”ってね。」
言うまでもなく『ワイスピ』は、世界最大の映画フランチャイズの一つだ。リュダクリスの言うように、シリーズ7作目以降は実際におよそ2億ドルほどの製作費で10億規模の世界累計興収をあげている。
「だから、その手の質問はもうやめてほしい。たとえ(『ワイスピ』を)好きじゃない、観たくないんだとしても、その質問はもう勘弁してほしい。」
最新作『ファイヤーブースト』の製作費はシリーズ最高額の3億4,000万ドルと伝えられ、公開3週目に入った現時点での累計興収は5億ドル超。これから更なる弾みをつけようとしているところだ。
Source:SHOWTIME Basketball