『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』モモア演じる悪役ダンテ、もっとヤバくなって登場か ─ 『Part2』で「真に進化する」と監督

『ワイルド・スピード/ファイヤー・ブースト』でジェイソン・モモア演じるダンテは、『ワイスピ』史上最もサイコパスなヴィランと言えるだろう。陽気な振る舞いとは対照的な残虐さ。その腹の内は全く読めず、ヤバそうな一面をまだまだ隠していそうだ。
そんなダンテは、次回作『Fast X Part 2』で再登場する予定。監督を続投するルイ・レテリエが英Empireに語ったところによれば、ダンテは新たな姿を見せてくれるという。
「また違うものをやりますよ。ジェイソンに同じことは2度もありません。ダンテは真に進化することになります。まだ見ていないものを掘り下げていきますよ。」
劇中序盤、ダンテが『ワイルド・スピード MEGA MAX』(2011)に登場したヴィラン、エルナン・レイエスの息子だったことが明かされる。レイエスはブライアン&ドムとのカーチェイス中に命を落とし、その場にいたダンテも海に投げ出され、重症を負っていた。
レテリエ監督が「彼は復讐に駆り立てられていました」と語るように、ダンテはドムらファミリーの完全壊滅を企てる。スパイを送り込むなどのしたたかさも見せていたが、一方でダンテには喜劇性も盛り込まれた。レテリエ監督は、内面の開発についてこう説明している。
「彼は、もっと暗く、怒ったように振る舞うこともできたでしょうが、二面性や押し引きを描くことができたのは興味深かったです。笑っているセリフでも、彼は全てを失った痛みを感じているんです。ジェイソンのような役者だから、そのようなことができたのだと思います。」
さて『Part2』では、ダンテ対ファミリーの第2ラウンドが始まる。レテリエ監督は別のインタビューで、関係者向けの試写会での反応を確認した後、最終カット版ではダンテの過激さをトーンダウンしたことを明かしていた。裏を返せば、もっと過激なダンテを見られるということ。2025年4月の米公開が予定されている『Part2』、そのお披露目が早くも待ちきれない。
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