『ワイルド・スピード』第10&11作、2022年1月に撮影開始へ ─ ヴィン・ディーゼル、名優マイケル・ケインのカメオを希望

『ワイルド・スピード』シリーズの完結2部作となる第10&11作が、2022年1月より撮影開始となることがわかった。主演・製作を務めるヴィン・ディーゼルが明かしている。
第10&11作は、2001年から続いてきた『ワイスピ』の集大成。現在は、最新作『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』がコロナ禍以降最大のヒットを記録し、世間を賑わしているが、水面下では第10&11作の製作も進められてきた。
このたび、米Regalの取材に応じたドム役のヴィン・ディーゼルは、撮影開始時期について「『ワイスピ10』は(2022年)1月に行うのでしょうか?」と聞かれると、「サーガのフィナーレとなる『ワイスピ10』のパート1とパート2(第10&11作)は、1月にやりますよ」と返答。以前、出演者のローマン役タイリース・ギブソンが、第10&11作の撮影が連続で実施されることを明かしていたが、プロデューサーであるヴィンの口からも確認が取れた形だ。
2022年1月に撮影開始というと、現在はプリプロダクション(撮影前準備)が進められているのだろう。スタートまで約半年に迫っているため、キャスティング作業も実施されている可能性は大いにある。
『ジェットブレイク』では、WWE所属のプロレスラーとして知られるジョン・シナや『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのヨンドゥ役などで知られるマイケル・ルーカーをファミリーに迎え入れた『ワイスピ』。完結2部作ということで、フィナーレを彩るキャストに注目が集まる。
ところで、ヴィンは“完結2部作でカメオ出演させたい役者は?”という米Digital Spyからの問いに、名優マイケル・ケインの名を挙げていた。ヴィンは『ラスト・ウィッチ・ハンター』(2015)でケインと共演したことを踏まえて、「彼とはご一緒させてもらって、すごくありがたかったです」と話している。以前、ブライアン役を演じた故ポール・ウォーカーの娘メドウの出演も匂わせていたヴィンだが、「『ワイスピ10』で誰がやって来るのか、待っててください」とだけ伝えた。
Source: Regal,Digital Spy