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【徹底予習】『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』は『ハリー・ポッター』シリーズとどう繋がる?

ハリー・ポッター ファンタスティック・ビースト 魔法ワールド

「ハリー・ポッター」魔法ワールドの最新作、映画『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』より、『ハリー・ポッター』シリーズとの繋がりが示された映像が米国にて公開された。本記事ではこの映像を交えながら、両シリーズの関連性について解説していく。

この記事には、映画『ハリー・ポッター』シリーズおよび『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』のネタバレが含まれています。
また、『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』に登場する要素について、ポイント別にご紹介しています。ネタバレには細心の注意を払っていますが、鑑賞まで一切の情報に触れたくない方は、鑑賞後にお楽しみください。

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生
©2017 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights © JKR.

アルバス・ダンブルドア

本映像で最初に登場するのは、主人公ニュート・スキャマンダー役のエディ・レッドメインとアルバス・ダンブルドア役のジュード・ロウ。このダンブルドアこそ、本作と『ハリー・ポッター』の最大の接点といっても過言ではない。

ダンブルドアは1881年に、ケンドラとパーシバル・ダンブルドアのもとに生まれた半純潔の魔法使い。弟には『ハリーポッターと死の秘宝 PART2』(2011)に登場したアバーフォース、そして絵画でのみ登場した妹アリアナがいる。

ちなみにアリアナは、1899年に行われたグリンデルバルド、アバーフォース、そしてダンブルドアの3人による決闘に巻き込まれて亡くなっている。この事件がダンブルドアとグリンデルバルドの決裂の原因になったとされており、『ファンタスティック・ビースト』シリーズで重要な役割を担うのではと噂されている。

『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』では、ダンブルドアはホグワーツ魔法魔術学校の先生として登場。「黒い魔法使いを倒せるのは君だけだ」とニュートに語り、助けを求める姿が予告編に映し出されている。『ハリー・ポッター』シリーズでは見ることのできなかった、若かりし頃のダンブルドアを楽しめることだろう。

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生
© 2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. Wizarding WorldTM Publishing Rights © J.K. Rowling WIZARDING WORLD and all related characters and elements are trademarks of and © Warner Bros. Entertainment Inc.

みぞの鏡 

「みぞの鏡」とは、人の心の奥底にある望みを映すもの。『ハリー・ポッターと賢者の石』(2001)では、ハリーは亡くなった両親の姿を見て、その力に魅了されるように。だがある日、鏡を見つめるハリーのもとにダンブルドアが現れる。「鏡は知識も真実も与えない。この力の虜になり、廃人となった者もいる」と語り、二度と鏡を探してはいけないと忠告した。本作ではこの「みぞの鏡」が再登場。このたび公開された映像では、ダンブルドアが鏡を見つめると、そこにはグリンデルバルドの姿が映っている……。

ちなみに、『ハリー・ポッターと賢者の石』で何が見えるか問われた際、ダンブルドアはステキな靴下を持っている自分が見えると語っていた。のちに、J.K.ローリングはそれが嘘だったとコメント。「アリアナもパーシバルもケンドラも戻ってきて、アバーフォースとも仲直りし、家族全員が揃って幸せそうにしている姿を見た」のだと明らかにしている。

死の秘宝

続けて本映像には、『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』(2010)より、ルーナ・ラブグッドの父が死の秘宝について説明するシーンが登場する。死の秘宝とは、強力な魔力を持つニワトコの杖、死者の魂を呼び出す蘇りの石、使用者を見えなくする透明マントの3つを指す。「三人兄弟の物語」によると、これらは“死”によってペベレル家の3人兄弟に与えられたもので、すべてを手に入れれば死を支配する者となると言われていた。

死の秘宝のシンボルは『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(2016)にも登場しており、パーシバル・グレイブスに扮するグリンデルバルドが、クリーデンスに信頼の証としてシンボルのついたネックレスを授けている。

3つの死の秘宝のうち、『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』で最も大きな役割を果たすと思われるのがニワトコの杖だ。映像からも分かる通り、グリンデルバルドはニワトコの杖の所持者として知られている。グリンデルバルドは、いかにして杖を手に入れたのだろうか。

ちなみに、1945年に行われた決闘でグリンデルバルドがダンブルドアに負けたことから、ニワトコの杖はダンブルドアの物となっている。『ハリー・ポッター』シリーズでも引き続きダンブルドアが所持し、死亡した後はドラコ・マルフォイ、そしてハリー・ポッターへと所有権が移った。なおヴォルデモートは、杖の持ち主は自分であると信じていたことが敗因となっており、シリーズにおける重要度が非常に高いアイテムとなっている。

ゲラート・グリンデルバルド

グリンデルバルドは、ヴォルデモートが登場するまで史上最悪の闇の魔法使いと呼ばれていた人物。1883年生まれのグリンデルバルドは、ヨーロッパの魔法学校ダームストラング専門学校に入学するも、数々の問題行動で退学処分になる。

その後、ゴドリックの谷でダンブルドアと出会い、二人で死の秘宝の研究に没頭。マグルの世界を魔法使いが支配する計画でダンブルドアを魅了するも、ダンブルドアの妹アリアナが死亡した決闘によって二人は決裂した。本映像でも「兄弟以上に深い関係だった」とダンブルドアが語っているように、ダンブルドアはグリンデルバルドと恋に落ちていたことがJ.K.ローリングによって明らかになっている。果たして、二人の関係は本作にどのような影響を及ぼすのだろうか。

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生
©2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights ©J.K.R.

なお、ヴォルデモートの悪行と力がグリンデルバルドを超越していたことから、『ハリー・ポッター』シリーズの時点で彼のことを覚えている人物はごく僅か。『ハリーポッターと死の秘宝 PART1』では、ダンブルドアとの決闘に負けてヌルメンガードに収監されていたグリンデルバルドのもとをヴォルデモートが訪れる。ニワトコの杖のありかを問われたグリンデルバルドがダンブルドアの名前を告げたことで、ヴォルデモートは杖のありかを知るのだった(原作では、グリンデルバルドは杖のありかを明かさなかったことでヴォルデモートによって殺害されている)。
ちなみに同作でグリンデルバルドの若年期を演じた『トワイライト』シリーズのジェイミー・キャンベル・ バウアーは本作にも同役で登場。ファンの間で大きな話題となっている。

その他の気になる接点

このたび公開された映像でフィーチャーされていた『ハリー・ポッター』シリーズと『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』の接点は以上だが、これら以外にも気になる繋がりはいくつか存在する。

リタ・レストレンジ

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 リタ・レストレンジ
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Wizarding WorldTM Publishing Rights © J.K. Rowling WIZARDING WORLD and all related characters and elements are trademarks of and © Warner Bros. Entertainment Inc.

リタ・レストレンジは『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』に写真でのみ登場した人物。主人公ニュートがホグワーツ魔法魔術学校に在籍している当時、親しい関係を築いていたことが語られていた。本作からリタは『ファンタスティック・ビースト』シリーズに本格参戦。ニュートの兄セウス・スキャマンダーと婚約していることも明らかになっている要注目のキャラクターだ。

なお、リタは『ハリー・ポッター』シリーズには登場していないものの、レストレンジ家はファンの間で有名な純血の家系。特に有名なのは、ヴォルデモートの忠実な従者として知られるベラトリックス・レストレンジだ。レストレンジ家はベラトリックスの嫁ぎ先であるため、リタと血の繋がりはない。しかし、ベラトリックスの夫ロドルファス・レストレンジもネビルの両親を拷問した一人として知られており、レストレンジ家自体も“闇”に近い家系であるといえよう。

『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』で「奪う人」と表現されていたリタは、果たしてニュートの味方か、敵か。

ニコラス・フラメル

ニコラス・フラメルは『ハリー・ポッターと賢者の石』で重要な役割を果たした「賢者の石」を作り出した錬金術師。アルバス・ダンブルドアの友人としても知られている。サンディエゴ・コミコンにて公開された予告編で、フラメルが本作に登場することは明らかにされている。本編ではどのような経緯で登場するのか、謎は深まるばかりだ。

ナギニ

最後に紹介したいのは、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)のヘレン・チョ役で知られるキム・スヒョン演じるナギニだ。ナギニはマレディクタスという、永久的に動物の姿になってしまう血の呪いがかけられた女性である。『ハリー・ポッター』シリーズでは蛇の姿でのみ登場し、ヴォルデモートの分霊箱の一つで、忠実なしもべとしてハリーたちを苦しめた。

ナギニがマレディクタスであったことも本作の予告編で初めて明らかになっており、『ハリー・ポッター』以前の過去は謎に包まれている。本シリーズを通して、徐々にその過去が明かされるのが楽しみだ。


(C)2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights (C)J.K.R.

映画『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』は、2018年11月23日(金・祝)全国ロードショー。

『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/fantasticbeasts/

Source: Pottermore, Warner Brothers (1, 2, 3, 4)

Writer

Marika Hiraoka
Marika Hiraoka

THE RIVER編集部。アメリカのあちこちに住んでいました。

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