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『ファンタスティック・ビースト』第3作が正式始動、今回はブラジル進出 ─ キャスト総復帰&注目キャラ発表、ジョニー・デップも続投へ

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生
(C) 2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights (C) J.K. Rowling

『ハリー・ポッター』魔法ワールドを描く人気シリーズの最新作、『ファンタスティック・ビースト』第3作(タイトル未定)の製作がワーナー・ブラザースによって正式に承認されたことがわかった。現在は撮影の準備段階(プリプロダクション)にあるという。『ハリー・ポッター』魔法ワールドの米公式サイトにて発表された。

当初、『ファンタスティック・ビースト』第3作の撮影は2019年7月に開始される予定だったが、撮影準備に時間を要するとして、すでに2度の延期を経ている。2019年9月下旬、『ハリー・ポッター』原作者で本作の脚本を手がけるJ・K・ローリングが脚本の再執筆に入っていることも判明していたのだ。

今回の発表によると、『ファンタスティック・ビースト』第3作の撮影は2020年春に開始されるとのこと。以前、ジェイコブ・コワルスキー役のダン・フォグラーは2020年2月の撮影開始予定とコメントしていたが、わずかに撮影開始が先送りとなったのか、「春」という区分に2月が含まれているのかは分からない。

もちろん本作には、『ファンタビ』シリーズでおなじみの顔ぶれが再結集。主人公ニュート・スキャマンダー役のエディ・レッドメイン、アルバス・ダンブルドア役のジュード・ロウのほか、私生活でのスキャンダルによって一時は続投が危ぶまれていたゲラート・グリンデルバルド役のジョニー・デップも再登板を果たす。そのほか、クリーデンス役のエズラ・ミラー、クイニー・ゴールドスタイン役のアリソン・スドル、ジェイコブ・コワルスキー役のダン・フォグラー、ティナ・ゴールドスタイン役のキャサリン・ウォーターストンも揃って復帰する。

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生
前作『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』©2017 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights © JKR.

また、このたび『ファンタスティック・ビースト』第3作のカギを握るキャラクターの存在も明らかになっている。前作『黒い魔法使いの誕生』でわずかに顔を見せた、イルヴァーモーニー魔法魔術学校の教師であるユーラリー・“ラリー”・ヒックス教授が、より大きな役割で再登場するというのだ。前作ではニコラス・フラメルと魔法の本を通じて会話するという出番だったが、今回は果たして……。演じるのは前作に続き、女優・コメディアンのジェシカ・ウィリアムズだ。

なお既報の通り、次回作ではブラジルのリオデジャネイロが物語の舞台になることも正式に告知された。第1作『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(2016)では1927年のアメリカ・ニューヨーク、第2作『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』(2018)ではフランス・パリと、各国の“魔法ワールド”を掘り下げてきた『ファンタビ』シリーズが、ふたたび世界の新たな一面を見せてくれそうだ。

監督を務めるのは、『ファンタビ』前2作を手がけたデヴィッド・イェーツ。脚本には『ハリー・ポッター』原作者であるJ・K・ローリングのほか、映画版『ハリー・ポッター』8作品中7作品を執筆したスティーヴ・クローヴスも新たに加わった。プロデューサーにはシリーズを手がけてきたデヴィッド・ハイマンやライオネル・ウィグラムのほか、ローリング&クローヴスらも名を連ねている。

映画『ファンタスティック・ビースト』第3作(タイトル未定)は2021年11月12日に米国公開予定

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Source: Wizarding World

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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