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『ローグ・ワン』ジン・アーソには「やり残した仕事ある」 ─ フェリシティ・ジョーンズ、『スター・ウォーズ』再登場いかに

『ビリーブ 未来への大逆転』フェリシティ・ジョーンズ
©THE RIVER

『スター・ウォーズ』シリーズのアナザー・ストーリー作品『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016)は、ファンの間でも高い評価を受け、主人公のジン・アーソは今もなお再登場が望まれるキャラクターのひとりだ。このたび、ジン役を演じたフェリシティ・ジョーンズが再演の可能性を示唆している…?

この記事には、映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のネタバレが含まれています。

ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー
© 2017 & TM Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.

フェリシティが演じたジン・アーソは、デス・スター開発の主要人物である科学者ゲイレン・アーソの娘であり、裏社会に通じ、高い戦闘技術を持つ女性。反乱同盟軍の指導者モン・モスマの指令により、「ローグ・ワン」の一員としてデス・スターの設計図を強奪するという任務に挑んだ。しかし惑星スカリフで任務を全うしたのち、ジンと仲間のキャシアン・アンドーはデス・スターによる攻撃の爆風に飲み込まれて……。

もっとも、ジンの最期はスクリーンではっきりと描写されたわけではない。米The Hollywood Reporterのインタビュアーに「続編の話はあるんですか?」と問いかけられたフェリシティは、「『スター・ウォーズ』ユニバースなら生まれ変わることもぜんぜんありえますからね」と笑い、「ジンにはやり残した仕事がある、そう私は思ってるんですよ」と答えている。

むろん、フェリシティは具体的な企画の有無などについて言及していない。しかし、「続編やスピンオフ…どういうふうに戻ってきたいですか?」との質問には、「彼女が年を取って、もっと賢くなって、悪いやつらと戦っている、そういうところを見られたらいいですね。そういうことも十分ありそうな世界だから」と答えた。これが実現するとしたら、『ローグ・ワン』のラストをジンは生き延びたということになるわけだが。

ちなみに、現時点でジンが再登場する見込みがありそうなのは、同じく『ローグ・ワン』のキャシアン・アンドーを主人公とする前日譚ドラマ(タイトル未定)。『ローグ・ワン』から5年前の世界を舞台に、キャシアン・アンドーとドロイド・K-2SOの“語られざる冒険”が描かれ、キャシアン役のディエゴ・ルナ、K-2SO役のアラン・テュディック、モン・モスマ役のジェネヴィーヴ・オーライリーが続投する。この作品でフェリシティがジン・アーソの“5年前”を演じることが、果たしてあるかどうか。過度な期待はできないまでも、フェリシティのコメントを聞けば、どうしても楽しみになってしまうというものだ。

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Source: The Hollywood Reporter

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。