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マルフォイ役トム・フェルトンが『ハリー・ポッター』を一度しか観ていない理由 ― 主要キャストたち、現在も仲良し

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1
© Warner Bros. Entertainment 写真:ゼータ イメージ

いまや知らない者はいない、超人気ファンタジー映画『ハリー・ポッター』シリーズ。その第1作『ハリー・ポッターと賢者の石』(2011)から完結編『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』(2011)まで、主人公ハリーの宿敵として登場したのがドラコ・マルフォイだ。ファンの間で変わらず愛されつづけているこのキャラクターを演じたのは、のちに『猿の惑星:創世記』(2011)などに出演したトム・フェルトンである。

意外なことにトムは、『ハリー・ポッター』シリーズの作品をそれぞれ一度ずつしか観ていないという。米Peopleのインタビューでは、その実にかわいらしい理由が語られていた…!

「子どもと一緒に見たい」

映画版『ハリー・ポッター』について、トムは「プレミアイベントで観てますけど、それ以外はまったく…一度も」と話している。思い入れの強いシリーズのはずだが、なぜだろう?

「神聖な日のために取っておいているんですよ。もう少しだけ年を取ってから、二人の子どもと一緒に観るという夢があるんです。」

トムはマルフォイという役柄のイメージとは裏腹に、とてもピュアでまっすぐな性格で知られている。自分が10年以上の歳月を費やした『ハリー・ポッター』シリーズを子どもたちと観るという計画は、果たしていつ思いついたものなのだろうか。『賢者の石』が公開された2001年、トムはまだ14歳だったのだが……。

ちなみにトムは、『ハリー・ポッター』シリーズのメインキャストとは親交を続けていることを明かしている。かつての共演者と仲良しであることに触れられると、トムは「全部ウソですよ、僕らは憎み合ってるし、全員イヤな奴なんで!」とジョークを飛ばすも、すぐに「ううん、みんな大好きですよ」と話した。

「数ヶ月前、ブロードウェイでダニエル(・ラドクリフ/ハリー役)と会えたのはすごくラッキーでした。元気でしたよ。彼は仕事の選び方、人生の展望でいつも刺激を与えてくれるんです。最近はエマ(・ワトソン/ハーマイオニー役)にも会って、ビーチでちょっとした時間を過ごしました。」

この言葉通り、トムはSNSで『ハリー・ポッター』の共演者との写真を投稿したり、舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』を観劇したことを報告したりと、現在もシリーズへの愛情を定期的に示しつづけている。

 
 
 
 
 
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Go see it. He’s fantastic as per @lifespanofafact

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Finally did it. It’s bloody brilliant @hpplayldn

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ちなみにエマ・ワトソンも、SNSでトムとビーチで過ごした様子を報告していた。しかも、トムの最新作であるドラマ「オリジン」(2018-)の告知も忘れない丁寧さである。

映画『ハリー・ポッター』シリーズのBlu-ray&DVDは発売中。なお、トムの出演しているドラマ「オリジン」はYouTubeにて配信中だ。

Source: People

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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