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『ワイルド・スピード』筋肉コンビのスピンオフは「シリーズの外側へ」 ― 監督が熱意語る、『アトミック・ブロンド』続編話題も

© Universal Pictures

映画『ワイルド・スピード』シリーズのスピンオフ作品『ホブス&ショウ(原題:Hobbs and Shaw)』への就任が決定したデヴィッド・リーチ監督が、米Fandangoのインタビューで製作への意気込みを語った。

本作ではシリーズ第5作『MEGA MAX』(2011)より登場するFBI捜査官ルーク・ホブス(ドウェイン・ジョンソン)と、第7作『SKY MISSION』(2015)では悪役として登場、のちに“ファミリー”に加わる元工作員デッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム)がタッグを組む。
“水と油”の筋肉コンビを新たに描くデヴィッド・リーチ監督は、『ジョン・ウィック』(2014)や『アトミック・ブロンド』(2017)、『デッドプール2』(6月1日公開)などアクション映画の最前線をひた走る注目のクリエイターだ。

© Universal Pictures

デヴィッド監督は、『ホブズ&ショウ』を『ワイルド・スピード』シリーズの外側へと飛び出す作品に仕上げたいという意志を明らかにしている。

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「ドウェイン(・ジョンソン)、ジェイソン(・ステイサム)と一緒にこの映画に取り組めるのが本当に楽しいんです。この上なく幸せですよ。ジェイソンとは、セカンド・ユニットの監督やアクションの振付家として映画を何作か一緒に作りました。彼のことはよく知っているんです。
『ワイルド・スピード』シリーズが魅力的だったのは、(製作陣が)何か違うことをやりたいと望んでいたところ。僕があの世界を進化させたいと考えていることも分かってもらっています。『ワイルド・スピード』の外側へ踏み出しながら、シリーズ作品の印象を(観客に)与えたい。進化させながらも、シリーズのDNAや、人々に愛されるキャラクターの核には忠実でありたいですね。そんな挑戦が大好きですし、それをドウェインやジェイソンとやれるのは夢のよう。すごく熱心で、才能のある俳優たちですよ。」

こうしたコメントからは、すでに『デッドプール2』で人気映画の続編を撮りきったがゆえの自信がうかがえる。ところで「シリーズの外側へ」ということは、やっぱりもう車は出てこないかもしれないってこと……?

ちなみにデヴィッド監督は、先日話題となった『アトミック・ブロンド』の続編企画にも携わっている模様。再び監督を務めるかどうかは不明ながら、現在の状況をこのように報告している。

「一生懸命(作品の)コンセプトを考えているところです。今も作業をしていて、続編で使えるアイデアがたくさん出ています。みなさん、ロレーン(・ブロートン)の新しいミッションを待ってるんですよね。僕も見たいんですよ。」

映画『ホブス&ショウ(仮題)』は2019年7月26日に米国公開予定。時代を牽引するアクション映画の作り手、デヴィッド・リーチの活躍から目が離せない!

Source: Fandango
© Universal Pictures

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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