『ワイルド・スピード』正統続編、もうすぐ撮影開始 ─ 女性スピンオフ企画には『キャプテン・マーベル』脚本家が参加

ヴィン・ディーゼル主演の人気シリーズ『ワイルド・スピード』第9作(タイトル未定)の撮影が、まもなく2019年2月より開始されることがわかった。ヴィンがInstagramにて報告している。
『ワイルド・スピード』シリーズは、現在、ドウェイン・ジョンソン&ジェイソン・ステイサム主演のスピンオフ映画『ホブス&ショウ(邦題未定、原題:Fast & Furious Presents: Hobbs & Shaw)』の製作が進行中だ。こちらはタイトル通りルーク・ホブス&デッカード・ショウを主人公とするアクション映画で、メインシリーズとの関係性は不明。こちらの『ワイルド・スピード』第9作が、従来のシリーズ作品に続く正統な続編となる。
ヴィンによれば『ワイルド・スピード』第9作はイギリス・ロンドンにて撮影が開始される模様。今回の映像にはドミニク・トレント役のヴィンのほか、レティ・オルティス役のミシェル・ロドリゲスも登場している。
『ホブス&ショウ』の情報が定期的に届けられる一方、『ワイルド・スピード』第9作は、ストーリーや出演者など作品の詳細が2019年1月時点でほとんど明かされていない。主要キャストはほぼ復帰するとみられるが、ヴィンとドウェインの対立は公のものとなっており、ドウェイン&ジェイソンがこちらに続投するかどうかは不明。本作の監督を務めるのは、シリーズ第3~6作を手がけたジャスティン・リン。脚本は新鋭ダニエル・ケイシーが執筆した。
なおユニバーサル・ピクチャーズとヴィンは、『ホブス&ショウ』とは別に『ワイルド・スピード』のスピンオフ映画を3本企画しているとのこと。そのうちの一本である女性主人公のスピンオフ映画(タイトル未定)には、脚本家として『キャプテン・マーベル』(2019年3月15日公開)のニコール・パールマン&ジェネバ・ロバートソン=ドゥウォレット、Netflix映画『シエラ・バージェスはルーザー』(2018)のリンジー・ビアーが起用された。ここから先、『ワイルド・スピード』はどのような方向に向かっていくのだろうか…?
映画『ワイルド・スピード』第9作(タイトル未定)は2020年4月10日に米国公開予定。前作『ワイルド・スピード ICE BREAK』Blu-ray&DVDは発売中。