【ネタバレ】『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』ポストクレジットシーン、親友ネッドの存在がカットされていた

この記事には、映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』の重大なネタバレが含まれています。
いなくなったネッド
ストーリーから演出に至るまで、サプライズに次ぐサプライズが仕掛けられた『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』は、誰もが予想しなかったサプライズで幕を閉じる。ミッドクレジットシーンで、ピーター・パーカーはニューヨークの空を鮮やかにスイングし、MJを連れて高層ビル群の間を飛び回る。MJを下ろしたあと、ピーターの目には、大型ビジョンのニュース映像が飛び込んでくる。デイリー・ビューグルのJ・ジョナ・ジェイムソンが、ミステリオの遺した映像を入手したというのだ。ミステリオはカメラに向かって、事件の黒幕はスパイダーマンだと語りかける。「スパイダーマンの正体はピーター・パーカーだ」と断言した直後、ビジョンにはピーターの顔が大きく映し出される。“What the fu…”
ピーターがスパイダーマンであることが明らかにされるばかりか、サム・ライミ版『スパイダーマン』でジェイムソンを演じたJ・K・シモンズが復帰するという“Wサプライズ”となったこのシーンには、もともとピーターの親友ネッドも同席していたという。米ScreenRantにて、ネッド役のジェイコブ・バタロンが明かしている。
「(スパイディの正体が明かされることに)リアクションするのを撮影しましたよ。ネッド役として何回も叫んだのを覚えてます。声をあげたり、ビックリした声を出したり、うろたえたり、泣いたり。」
バタロンが「リアクションを撮った」と話しているあたり、ピーター役のトム・ホランドやMJ役のゼンデイヤと撮影をともにしたかどうかは分からない。いずれにせよ、ネッドが起きたことに狼狽していたことは確かだろう。テレビやネットを介してデイリー・ビューグルの番組を見ていたのか、それともピーター&MJと同じ場所にいたのだろうか。しかしデートに同席していたとすれば、いくらなんでも空気が読めていないのではないか(MJ以上に大騒ぎした可能性もある)。
ともあれ、バタロンは自分の参加したバージョンについて詳細を明かしていない。確かなことは、撮影された映像は残念ながらカットされてしまったということだけだ。ちなみにジョン・ワッツ監督は、シモンズの撮影を「本当の最終段階、限界ギリギリまで遅らせた」と明かしている。米Business Insiderにて、バタロンはシモンズの出演について「映画を初めて観た時に知りました」と語っているが、このこととバタロンの出番がカットされたことには関係があるのかどうか……。
映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』ブルーレイ&DVDは2019年12月4日(水)リリース。デジタル版は配信中。

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Sources: ScreenRant, Business Insider