『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』トム・ホランド、スーツの中で窒息死の危険をゼンデイヤに本気で心配されていた

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』は、シリーズ前作『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)よりも格段にスケールアップしたアクションが見どころだ。スパイダーマンならではアクロバットも存分に楽しめるが、その影で共演のゼンデイヤ(MJ役)はとある心配をしていたという。米MTV Newsのインタビューで語った。
「おっかなくて、ずっとずっと心配してたんですよ!」と語るゼンデイヤ。「あのマスクって自分では脱げないじゃないですか。全身が繋がってるから。だからずっと怖かったんです。もしトムが激しく動きすぎて、吐いちゃったりしたらどうしようって。窒息しちゃう!」
今となっては、無事に撮影を終えているので一安心。ただし撮影中のゼンデイヤは切実だったようで、両手を口元に当てながらこう続ける。「ずっと心配だったんです!怖くって。トムを見ながら、お願いだから体調崩さないで…って祈ってたんですよ!」
続けてジェイコブが「マスクで視界が悪いはずなのに、何であんなにバク転とか出来るんだろうって僕も思ってました。ヤバいですよね。」「あんなキツいスーツを1日12時間も着るなんて、誰も出来ない」と同調してみせると、ゼンデイヤは「トム、尊敬しちゃう」と感服の様子だ。
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誰もが憧れるスパイダーマンのスーツだが、その着用性はあまり”親愛なる”とは呼べないものらしい。マスクとボディが繋がったスーツは簡単に脱ぐことができないため、水分補給を行う際は目のカバーを取り外して、チューブのようなストローを差し込んで飲むという奇妙な対策が取られていたようだ。なるほど、トム・ホランドが事あるごとに「ステルス・スーツは着心地が良いから一番お気に入り」と繰り返していたのも頷ける。
『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』は公開中。
▼ 『ファー・フロム・ホーム』の記事
『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』公式サイト:http://www.spiderman-movie.jp/