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【ネタバレ】『シャザム!』撮影クルーが映り込むミスをクリアした素朴なアイデアとは

シャザム!
©2019 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

「映画撮影とは、問題解決である。」『シャザム!』(2019)デヴィッド・F・サンドバーグ監督は、新たに公開したYoutube動画「The Problem Solving of Filmmaking」でこう語っている。『シャザム!』の撮影中、様々な「問題」に見舞われ、その度に臨機応変的に解決に当たったというのだ。

この記事には、『シャザム!』のネタバレが含まれています。

撮影クルー映り込み問題

デヴィッド監督がその好例としてまず挙げたのは、シャザムに変身したビリーがショッピングモールで空中飛行を行うシーン。言わずもがな、ここではどうやって人を飛ばすのかという問題を解決する必要がある。

合成用に全身ブルーのタイツを着用したクルーが3人、「大型の音叉」のような台車にシャザム役ザッカリー・リーヴァイを固定して後ろから押していた。これによって、「どうやって人を飛ばすのか」という問題は解決できたが、実はこのシーンでは別の問題が生じていたようなのだ。

映像では、騒ぎに全く動じない人物群が画面右奥に確認できる。周囲では人々が逃げ惑うパニック状態になっているも、どこ吹く風。腕を組んだり、腰に手を当てながら棒立ちだ。

実はこれ、撮影クルーが映り込んでしまっていたのだとか。VFXチームも、ザッカリーを押した3人の黒子を数ヶ月かけて消し込むのに必死になるあまり、画面右側に入っていたクルーたちの存在に気付かなかったという。

気付いた頃にはもう手遅れ、彼らを削除する時間は残されていなかった。そこで、右奥の男たちにはショッピングバッグを、右手前の店舗前に立っている2人の前には清掃用具をCGで書き加え、ショッピングモールの客と従業員ということにしたのだ。なおも周囲のパニックに対比してあまりにも無関心な印象は残ったままだが、監督は「空飛ぶ男に気付かないほど、立ち話に夢中になっていた人たちなんだろう」ということで問題解決としている。

Writer

中谷 直登
中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER編集長。ライター、メディアの運営や映画などのプロモーション企画を行っています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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