WWE女性レスラーの実話映画『ファイティング・ファミリー』公開決定 ─ 『ブラック・ウィドウ』抜擢の新鋭主演、ドウェイン・ジョンソンが製作&本人役

2014年、世界最大のプロレス団体WWEの大舞台で起きた奇跡。一夜にしてスーパースターの座を掴み取った女性ファイター、ペイジの実話を映画化した『Fighting With My Family(原題)』が、邦題『ファイティング・ファミリー』として、2019年11月にTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開される。
本作の基になったのは、「ペイジ」というリングネームで戦う若い女性サラヤ・ベヴィスと、プロレスに取り憑かれたサラヤの破天荒な一家を描いたドキュメンタリー作品『The Wrestlers: Fighting with My Family(原題)』(2012)。『ワイルド・スピード』シリーズなどで知られるドウェイン・ジョンソンがこの作品に惚れ込み、自らがプロデューサーとなって映画化を実現。弱い立場の人間を描いた、ユーモラスで胸を打つ、家族愛にあふれた心温まる作品が誕生した。
製作を担当したのは、『女王陛下のお気に入り』(2018)『スラムドッグ $ ミリオネア』(2008)など良質な作品を手がけるイギリスの製作会社「Film4 Productions」。監督・脚本には、英国の人気ドラマ「The Office」(2001-2003)を手がけ、俳優として『LOGAN/ローガン』(2017)『蜘蛛の巣を払う女』(2018)に出演するスティーヴン・マーチャントが起用された。
主人公・ペイジ役は、『Lady Macbeth』(2016)で多数の映画賞に輝いたフローレンス・ピュー。マーベル・シネマティック・ユニバースの新作映画『ブラック・ウィドウ(原題:Black Widow)』に抜擢されたほか、『ヘレディタリー/継承』(2017)アリ・アスター監督の新作『ミッドサマー(原題:Midsommer)』や、『レディ・バード』(2017)グレタ・ガーウィグ監督の新作『若草物語(邦題未定、原題:Little Women)』に出演するなど、ハリウッドでもっとも注目される新鋭女優の一人だ。
また、ペイジの兄・ザック役には『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』(2018)『ダンケルク』(2017)のジャック・ロウデン、兄妹の父親・パトリック役には『ホット・ファズ -俺たちスーパーポリスメン!- 』(2007)などで知られるニック・フロスト、母親役には「ゲーム・オブ・スローンズ」(2011-2019)サーセイ・ラニスター役のレナ・ヘディといった強力な俳優陣が集結。ドウェイン・ジョンソンも本人役で出演している。

映画『ファイティング・ファミリー』は2019年11月、TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー。
『ファイティング・ファミリー』公式サイト:https://fighting-family.com