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『オーメン』前日譚映画の主演俳優が決定 ─「ゲーム・オブ・スローンズ」「サーヴァント」の若き気鋭

オーメン
© Twentieth Century Fox 写真:ゼータイメージ

20世紀スタジオ製作、『オーメン』(1976)の前日譚映画『ザ・ファースト・オーメン(原題:The First Omen)』の主演俳優が決定した。米Deadlineが報じている。

本作にて主演を飾るのは、ネル・タイガー・フリー。 ニコラス・ウィンディング・レフンによるドラマ「トゥー・オールド・トゥー・ダイ・ヤング」(2019)をはじめ、「ゲーム・オブ・スローンズ」(2011-2019)のミアセラ・バラシオン役を演じたほか、「サーヴァント ターナー家の子守」(2019-)でも活躍している若き気鋭俳優だ。『ザ・ファースト・オーメン』はフリーにとってメジャースタジオの映画で初の主演作となる。

1976年公開の『オーメン』は、“ダミアン”という悪魔の子に翻弄される人々の恐怖を描いたカルトホラー。6月6日午前6時、ローマの産院で死産した我が子の代わりに、米国人外交官のロバートは、同時刻に生まれた孤児の男の子を引き取り、ダミアンと名づけた。順風満帆な生活を送っていたが、ダミアンが5歳の誕生日を迎えた頃から、次々と不吉な事件が起こりはじめる。

そんな悪魔の子を描いた映画は世界中でヒットし、シリーズ化された。『オーメン2/ダミアン』(1978)から『オーメン/最後の闘争』(1981)につづき、3部作として完結。2006年にはリメイク版、『オーメン』がリリースされた。1,000年に一度しか訪れない6が3つ並ぶ日、2006年6月6日に世界同時公開されたことで、現代の観客からも大きな注目を集めることに。これにつづくシリーズ最新作にして初の前日譚映画の物語や、フリー演じる役どころも現時点では不明だ。

メガホンをとるアーカシャ・スティーヴンソンは、ホラードラマ「Channel ZERO:ブッチャーズ・ブロック」(2018)の全話で監督を務めたことで知られており、『ザ・ファースト・オーメン』が初の長編映画監督作となる。『シン・シティ 復讐の女神』(2014)『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』(2016)のティム・スミスが脚本・製作総指揮を担当し、スティーヴンソンはリライトにも参加。プロデューサーには、『ダークナイト』トリロジーなどのデヴィッド・S・ゴイヤー、『ポラロイド』(2017)のキース・レヴィンが名を連ねている。

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Source:Deadline

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。