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『荒野の用心棒』ドラマ化、「ゲーム・オブ・スローンズ」脚本家が交渉中 ─ 製作会社は黒澤明監督『用心棒』の権利も獲得

『荒野の用心棒』
Cinema Legacy Collection/The Hollywood Archive 写真:ゼータ イメージ

クリント・イーストウッド主演、セルジオ・レオーネ監督による不朽の名作『荒野の用心棒』(1964)のドラマシリーズ化企画が進行していることがわかった。この度、製作を務める米Mark Gordon Picturesが、『荒野の用心棒』に加えて同作の基になった黒澤明監督『用心棒』(1961)の両方の権利を獲得。米Deadlineが報じている。

『荒野の用心棒』は、無法者が勢力争いに明け暮れるニュー・メキシコの町を舞台に、凄腕の風来坊が抗争を破滅に追い込む姿を描いた元祖マカロニ・ウェスタン。同作で世界中に名を轟かせたクリント・イーストウッドは、正式な続編『夕日のガンマン』(1965)『続・夕日のガンマン』(1996)にも出演。現在も世界中から根強い人気を誇る『荒野の用心棒』だが、『用心棒』を無断で西部劇に翻案した為、製作・配給の東宝に訴訟を起こされてしまったという曰く付きの作品でもあるのだ。

本作では原作から舞台を現代に置き換えて独自の物語が展開される。脚本執筆に向けては現在、「ゲーム・オブ・スローンズ」(2011-2019)のブライアン・コグマンが交渉中とのことだ。現時点で本企画は開発の初期段階にあると思われる為、具体的な情報は今後の動向に注目したいところだ。

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Source: Deadline

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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