DC映画『ザ・フラッシュ』アイリス・ウェストの登場が判明 ― 『さよなら、僕のマンハッタン』女優が出演認める

ワーナー・ブラザース&DCコミックス製作、フラッシュを主人公とする単独映画『ザ・フラッシュ(仮題)』に、主人公バリー・アレンが恋に落ちる女性アイリス・ウェストが登場することがわかった。ドラマ『THE FLASH/フラッシュ』(2014-)ではキャンディス・パットンが演じている、コミックでも人気のキャラクターだ。
映画『ザ・フラッシュ』でアイリス・ウェストを演じるのは、『さよなら、僕のマンハッタン』(2017)などに出演するキーアージー・クレモンズ。テレビ番組「CONAN」にて本人がついに認めた。
クレモンズがアイリス・ウェストとして『ザ・フラッシュ』に登場するという情報は今回が初めてではない。『DOPE/ドープ!!』(2016)に出演していた彼女は、同作を手がけたリック・ファミュイワが『ザ・フラッシュ』の監督に就任していた2016年にウェスト役としてキャスティングされていたのである。しかしファミュイワは2016年11月にプロジェクトを離脱しており、彼が抜擢したクレモンズの残留については不透明だった。
ウェスト役の再キャスティング説を煽ったのは、クレモンズが撮影に参加していたはずの『ジャスティス・リーグ』(2017)にウェストが登場しなかったことだ。同作はザック・スナイダー監督の降板後、ジョス・ウェドンが膨大な再撮影と仕上げ作業を実施している。スナイダーの想定していたバージョンにウェストは登場していたようだが、その存在は最終的にカットされてしまった。「もしや再キャスティングか」との声が高まるのも無理はなかっただろう。
しかしクレモンズは、2018年5月現在もDC映画に携わっているようだ。テレビ番組「CONAN」にて、彼女は『ザ・フラッシュ』への出演を認めている。
「(DC映画に)出ないって言ったらどうなるだろう、“もう関係ないんです”って言ったらどうなるかって思いますよ。前にそんな話をしたことがあるんです…要は、そうはならないってことですよ。『ザ・フラッシュ』に出ます。私がアイリス・ウェストですよ。」
映画『ザ・フラッシュ』は、一時『フラッシュポイント(Flashpoint)』というタイトルになると伝えられていたが、再度タイトルが変更されたことが示唆されていた。監督には『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)のジョン・フランシス・デイリー&ジョナサン・ゴールドスタインが就任し、脚本は『キング・アーサー』(2017)のジョビー・ハロルドが執筆している。
紆余曲折をたどってきたフラッシュの単独映画は、アイリス・ウェストの登場も判明し、いよいよ本格始動を待つばかりとなった。ともかく、撮影開始の報を待つことにしよう。
Source: Heroic Hollywood
Eyecatch Image: 『さよなら、僕のマンハッタン』より © 2017 AMAZON CONTENT SERVICES LLC