『フリー・ガイ』マッチョに大変身のライアン・レイノルズ、マッチョの秘訣明かす ─ 鍛えすぎてデッドプール卒業宣言?

自分がゲーム世界の脇役(モブ)キャラだと気付いてしまった男を描く映画『フリー・ガイ』より、 主演のライアン・レイノルズが扮するムキムキのゲームキャラクター“デュード”の本編シーンが公開された。まるで本当に鋼の肉体に変貌したかのように振る舞うライアンが過酷な肉体改造について語る特別映像もセットになっている。
このたびの特別映像では、フリー・シティを運営するゲーム会社のワンマン社長アントワン(タイカ・ワイティティ)が、ライアン演じるガイを追い詰めるべく、まだ開発途中のゲームキャラクター“デュード”を刺客として差し向ける様子が映し出されている。このデュードなるキャラクター、なんとガイの顔を持ち、肉体はたくましすぎるムキムキマッチョな男だった。
登場時の決めゼリフすら決まっていないため、文字通り「決めゼリフ!」と叫ぶデュードがガイの前に立ちはだかる。しかし、本編映像はここで一旦ストップ。突如、まるで本当にその肉体を手に入れたかのように振る舞うライアンが、もっともらしく肉体改造について語り始める……。映画のインタビューでよく見かけるような形式で、肉体美をアピールしながら「役のための体作りが大変だと俳優たちがグチるけど…今回は時間がなかった。たったの1週間。その秘密を教えてあげよう」と語り、『フリー・ガイ』のために行ったというトレーニングの姿も描き出されていく。
以前のライアンとは程遠い身体を手にしたがゆえに、「もうデップーのスーツは着れないけど……大事なのは成長とホルモンだ」と寂しげに語りながら、おなじみデッドプールのスーツとの別れを惜しむ様子も。「この身体で末娘の父親になった。子どもが生まれ成長し、靴を履いた。妻(ブレイク・ライヴリー)は戸惑ってた……」とも語り、自由奔放でユーモアに満ち溢れたライアン節が炸裂した映像となっている。
ライアン演じる平凡な“ゲームのモブキャラ”ガイは、ライアン演じる“マッチョすぎる刺客“デュードを倒し、世界を救う真のヒーローになれるのか。今回の特別映像からもわかるように、思わず笑ってしまうユーモアも満載の映画『フリー・ガイ』。あらゆる悩みを吹き飛ばす、爽快アクション超大作の誕生だ。
映画『フリー・ガイ』は2021年8月13 日(金)劇場公開。
▼ 『フリー・ガイ』の記事
『フリー・ガイ2』進捗なし ─ 「アイデアが必要だが、彼らは忙しい」とスタジオ幹部 果報は寝て待て 『フリー・ガイ2』見送りか?「続編を作る必要がない」とショーン・レヴィ監督 2年頑張ってきたが… 『フリー・ガイ』続編、『バービー』のヒットでハードルが高くなってしまう ─ 「フィクション世界のキャラが自我に目覚める」類似性 確かに 『フリー・ガイ』スタントマン、顔面激突スタントで首から変な音がして椎間板ヘルニアになったと語る ヒェ… 2022年(第94回)アカデミー賞 受賞結果、『コーダ あいのうた』が配信作として初の作品賞に輝く ─ ウィル・スミスが初の主演男優賞、『DUNE』が最多受賞 『ドライブ・マイ・カー』は外国語映画賞に輝く