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『フリー・ガイ』VFX担当者がスピンオフ映画を希望、「90%がゲームで10%が実写で」

フリー・ガイ
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『デッドプール』シリーズでおなじみのライアン・レイノルズ主演、ビデオゲームの世界を舞台にした痛快コメディ映画『フリー・ガイ』(2021)。世界中で大ヒットを飛ばした本作のVFXスーパーバイザーが、スピンオフ映画のアイデアを語っている。

『フリー・ガイ』の主人公は、平凡だが社交的な銀行窓口係のガイ。ある日、ミステリアスな美女モロトフ・ガールと出会ったことがきっかけで、ガイは自分が“フリー・シティ”というオンラインゲームのモブキャラだと知って大ショックを受ける。毎日、同じことを繰り返す退屈な日々に飽き飽きしていたガイは反旗を翻し、危機に陥ったゲームの世界を救うために立ち上がる──。

本作でVFXスーパーバイザーを務めたニコス・カライティディスが米Cinema Blendのインタビューに登場し、続編とスピンオフのアイデアについて質問されて回答している。

「僕はいつも、全てのゲームプレイを取り上げて、完全にアニメ化したバージョンのフリー・シティのアイデアが最高ではないかと思っていました。ある意味で僕たちは、こういった環境もキャラクターも全て持っていた訳です。ですから先に進め、キャラクターの外観をもう一度レベルアップして、90%がゲームプレイで10%が実写の完全なスピンオフを出来るかもしれません。

カライティディスは、「実写よりもゲームプレイが大半を占めるスピンオフの方がいい」とも付け加えているが、『フリー・ガイ』はゲームの世界を描いているため、そのアイデアは理にかなっているだろう。観客が“フリー・シティ”の世界に実際に入り込めるような、インタラクティブな体験型スピンオフはなかなか楽しそうだ。

カライティディスのアイデアが採用されるかどうかは別として、監督を務めたショーン・レヴィは本作のシリーズ化を視野に入れ、すでに続編案も存在していると明かしているため、続編やスピンオフが実現する可能性は高そうだ。『フリー・ガイ』のユニバースが拡大していくかどうか、今後の動向に注目しておきたい。

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Source:Cinema Blend

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行に料理と、読書とキャンプ。

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