ジョン・シナ最新作、米Rotten Tomatoes批評家スコアが「0%」に

『ワイルド・スピード』シリーズやDCのピースメイカー役で知られるジョン・シナが主演を務める新作アクションコメディ映画『Freelance(原題)』が“ワースト”の出だしを見せた。米レビューサイトRotten Tomatoesで批評家スコアが「0%」を記録している。
2023年10月27日よりアメリカの劇場で封切りを迎えた本作は、南米の独裁的な大統領に面会することになったジャーナリストの女性とその護衛を任された元兵士の男の物語。面会中、軍事クーデターが発生し、ジャングルへ逃げ込んだ2人は思いがけない危険な冒険を共にすることになる。
本記事掲載時点でRotten Tomatoesの批評家スコアは0%。計22件のレビュー全てが「ロッテン(腐敗)」に分類された。脚本の出来の悪さやユーモアの欠如、盛り上がらないアクションへの指摘が目立つ。
一方、オーディエンススコアは現時点で78%を記録しており、観客からは比較的好意的に受け入れられている印象。なかには、批評家スコアの結果に驚いたというコメントもある。

ちなみに、史上最悪のレビューを獲得した映画をまとめたRotten Tomatoesのページでは、「批評家スコア0%」映画が紹介されている。現時点で37作が認定されており、アントニア・バンデラス主演『バリスティック』(2002)や『着信アリ』のハリウッドリメイク版『ワン・ミス・コール』(2008)、ニコラス・ケイジ主演『レフト・ビハインド』(2014)といった映画がラインナップ。公開されたばかりの『Fleerance』はまだ「0%」から“脱出”の可能性がまだ残されているが、果たして……。
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Source: Rotten Tomatoes