2017年10月13日公開予定だった『13日の金曜日』新作の製作が中止に。さらば愛しのジェイソン・ボーヒーズ

2017年10月13日（金）に公開が予定されていた『13日の金曜日』フランチャイズ最新作の製作が、パラマウントによって打ち切られたことが、「The  Hollywood REPORTER」誌によって報じられた。本作は2017年3月頃から製作が順次開始されるという話だったのだが……なんてことだ。

『13日の金曜日』新作の製作が打ち切られた大きな原因は、パラマウントが2017年に満を持して放った、ハリウッド版『リング』のリブート作品『Rings（原題）』が、製作費に対してそのパフォーマンスが悪かったことにあるらしい。おそらくお偉いさん方によって、同じくホラー映画のリブートという方向性の『13日の金曜日』は利益が見込めないという判断が下されたのであろう。

もっとも『Rings』に関しては、当初は2016年内の公開予定だったように記憶しているが、“今さら『リング』のリブートかよ……”と、素人目にも危うい予感はバリバリであった。不当たりでもまったく驚かないどころか、安易に予想がつきそうなものだ。それならば先に、アメリカが生み出したキング・オブ・スラッシャー『13日の金曜日』を製作してもらいたかったものである。たとえ結果が不当りだったとしても。

ちなみに『13日の金曜日』の新作については、随分以前から情報や噂があり、二転三転して何度も振り出しに戻っていたようだ。一時は2017年1月13日（金）に公開予定という噂もあったが、結局日の目を見ることはなくなってしまった。噂によれば、最新作は若き日のジェイソン・ボーヒーズと、その父エリアスと母パメラのストーリーだったという。個人的にはとても期待していたので、非常に残念でならない。

筆者の『13日の金曜日』愛好歴は長く、もし「映画のロケ地で訪れてみたいのはどこですか？」と尋ねられたら、真っ先に頭に浮かぶのは、あの“クリスタル・レイクのキャンプ場”だ。いつかまた製作されるかもしれない『13日の金曜日』の新作を夢見て、生きてゆこうと思う今日この頃である。

source: http://www.hollywoodreporter.com/heat-vision/friday-13th-reboot-shut-down-972644
Eyecatch Image: http://www.imdb.com/title/tt0091080/mediaviewer/rm3602978304
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