ヒュー・ジャックマン、不倫報道で転落する政治家に ― 1988年大統領選描く実話映画『The Front Runner』米予告編が公開される

『X-MEN』シリーズや『グレイテスト・ショーマン』(2017)のヒュー・ジャックマン主演、政治家ゲイリー・ハートの成功と転落を描いた実話映画『The Front Runner(原題)』の米国版予告編が公開された。米Varietyなど複数のメディアが報じている。


本作の主人公となるゲイリー・ハートは、1988年のアメリカ合衆国大統領選挙に出馬した人物。コロラド州上院議員だったハートは、民主党予備選出馬候補の中で“フロント・ランナー(最有力候補)”であった。しかしマイアミ・ヘラルド誌によるスクープで、女優ドナ・ライスとの不倫関係が発覚。このスキャンダルによって世論の支持率が急落し、選挙戦からの撤退を余儀なくされる。このたび公開された予告編からも、ハートが徐々にスキャンダルにより追い詰められていく様子が見て取れるだろう。

『フロント・ランナー』の原作となるのは、ベテラン政治ジャーナリスト、マット・バイ著の書籍『All the Truth Is Out(原題)』。監督を務めるマイレージ、マイライフ』(2009)や『タリーと私の秘密の時間』(2018)のジェイソン・ライトマンは、原作者のバイ、そしてヒラリー・クリントンの元報道官ジェイ・カールソンと共に脚本を担当した。政治界に精通する二人との共同執筆によって、リアリティあふれる作品になることが期待できる。政治と報道の関係に注目が集まり、政治家や芸能人のプライベートが大きく取沙汰される現在の日本においても極めてアクチュアルな一本となりそうだ。

 

本作でヒュー・ジャックマンが演じるのは、もちろん主人公のゲイリー・ハート。人の心を掴む才能があるハート役は、ハリウッドで1、2を争うナイスガイとして知られているヒューにとってはハマり役になるかもしれない。
また、ハートの大統領選キャンペーンを指揮するビル・ディクソン役には『セッション』(2014)のJ・K・シモンズ、ハートの妻役として『Godzilla: King of the Monsters(原題)』のヴェラ・ファーミガが起用された。『シャークナイト』(2011)のサラ・パクストンがドナ・ライス役、『パティ・ケイク$』(2017)やドラマ「ゲットダウン」(2016-2017)のマモウドウ・アシーがワシントン・ポストの記者A・J・パーカー役、『パラノーマル・アクティビティ』シリーズのモリー・イフラムがキャンペーンの編成者役で出演する。

プロデュースを務めるのは、ライトマン監督のほか、『セッション』(2014)のヘレン・エスタブルック、『アイ・ソー・ザ・ライト』(2015)のアーロン・L・ギルバート。米ソニー・ピクチャーズが配給を担当する。

映画『The Front Runner(原題)』は映画賞シーズンと選挙報道にあわせて2018年11月7日より限定公開。その後、11月21日より全米公開される予定だ

Sources: Variety, Deadline
Eyecatch Image: YouTube サムネイル

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THE RIVER編集部。アメリカのあちこちに住んでいました。

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