『アナと雪の女王3』前2作の監督は就任せず ─ 別の形で参加か

製作が発表された『アナと雪の女王3』では、シリーズ前2作で監督を務めたジェニファー・リーは就任しないようだ。リーが米The Wrapに認めた。
『アナと雪の女王』は、2013年の第1作が全世界興行収入12億8,080万ドル、2019年の第2作が同じく世界興収14億5,002万ドルを記録した大ヒットシリーズ。『アナ雪3』は2023年2月にウォルト・ディズニー・カンパニーの収支報告会にて発表されていた。
前2作はリーと、クリス・バックの共同監督によって製作された。現在のところ、ストーリーやキャスト、スタッフ陣は不明だ。リーはこの第3作で監督を務めないことを認め、現在の作品の状況を「お伝えすることはできない」と話した。
またリーは、「すべての物語はスタジオのアーティストによって動かされるものです。『アナ雪』が目指しているところは、私から生まれたものではありません。ある素晴らしい人物によってもたらされたものです」と、別の人物が主導することを示唆。「新しいものです。まだ誰にもお話ししていません。私も圧倒されましたし、そのチームと共に楽しんでいます」と続け、すでに構想が進んでいることも示した。
もともとリーは『アナ雪』シリーズの他にも、『シュガー・ラッシュ』(2012)や『ベイマックス』(2014)から、『ミラベルと魔法だらけの家』(2021)『ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界』(2022)など、数々のディズニー作品で製作や脚本などを手掛けている人物。『アナ雪3』でも、「他の企画たちと同じ形でやっている」とリー。おそらく製作か、アドバイザーのような形で携わるものと見られる。「私たちは、この世界でしばらく一緒に過ごしてきましたし、スタジオの多くのアーティストたちも、『アナ雪』と共に成長しましたから」。
なおリーは前2作で脚本を執筆していたが、この度の新作の脚本家もまだ伝えられていない。映画『アナと雪の女王』第3作(タイトル未定)の公開時期は未定。
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Source:The Wrap