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「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド」、シーズン8で終了へ ─ 次の『ウォーキング・デッド』新作も予告

フィアー・ザ・ウォーキング・デッド
「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド」Ⓒ 2019 AMC Film Holdings LLC. All Rights Reserved.

「ウォーキング・デッド」(2010-2022)のスピンオフドラマ「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド」が、次のシーズン8をもって終了することがわかった。米Varietyなどが伝えている。

製作・放送を担当する米AMCは、米テレビ批評家協会の冬のプレス・ツアーにてシーズン8がファイナルとなることを発表。最終シーズンは全12話構成となり、前半6エピソードは2023年5月14日よりAMCとAMC+でリリースとなる。後半6エピソードは2023年後半に公開予定だ。

シーズン8の公式ログラインには、次のようにつづられている。

「モーガン、マディソン、そして彼らが島に連れてきた人々は、パドレの冷酷な支配下で生きている。 登場人物たちが困惑し意気消沈する中、より良い世界への信念を再び呼び起こす任務は、モーガンとマディソンが最初に救出に向かった人物 ― モーガンの娘、モーに託されている。」

2022年11月に完結したメインシリーズに続いて「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド」も終わりを迎えるが、「ウォーキング・デッド」ユニバースでは新たなスピンオフ企画が進行中だ。

AMCスタジオの社長ダン・マクダーモットは、「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド」の完結について「ケーブルテレビの歴史上、最も成功した番組のひとつである『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』の壮大な旅を締めくくるという、『ウォーキング・デッド』ユニバースにとって本当にエキサイティングな1年です」とコメントし、続けて現在待機中のマギー&ニーガンを主役とした「ウォーキング・デッド:デッドシティ(原題)」、ダリルを主役とした「ウォーキング・デッド:ダリル・ディクソン(原題)」、リック&ミショーンのスピンオフについて次のように語った。

「今、我々はこのシリーズから次の作品を世に送り出そうとしています。マギー、ニーガン、ダリルという愛すべきキャラクターをフィーチャーした、期待の新ドラマ2本です。さらに、リックとミショーンの忘れられないラブストーリーの新たな章の制作を開始します。

我々が愛する『ウォーキング・デッド』シリーズの次のフェーズでは、熱心な視聴者の方々を惹きつけ、夢中にさせることを約束します。新旧のファンは、ブルックリン橋やエッフェル塔の下、ルーブル美術館の中など、国内外のエキゾチックで象徴的な場所を歩くゾンビを見るのが楽しみになるでしょう。」

また、同ユニバースのチーフ・コンテンツ・オフィサーであるスコット・M・ギンプルは、「『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』を締めくくるにあたって、これまでで最も活気にあふれ、独創的でエキサイティングなシーズンをお届けすることに興奮しています」と最終シーズンについてコメントすると同時に、「お馴染みの人気キャラで新境地を開拓すること」への喜びを語った。

「マギーとニーガンは終末後のマンハッタンの狂気の世界にいて、お互い以外に頼る者がいません。一匹狼のダリル・ディクソンは、フランスで凶暴な敵や死人による未知の脅威に直面し、この新たな危険な世界を一人で切り抜けられなくなります。そしてリックとミショーンは、新しい文明と死人の大群に追い詰められながら、互いに危険な道、そして互いに見つけなければならない道を探し求める姿がロマンチックなサーガとして描かれています。

ローレン・コーハン、ジェフリー・ディーン・モーガン、ショーランナーのイーライ・ジョルネ、ノーマン・リーダス、ショーランナーのデヴィッド・ザベル、ダナイ・グリラ、アンドリュー・リンカーンが、TWDU(『ウォーキング・デッド』ユニバース)の次のフェーズに向けて心を揺さぶる、胸躍る魔法をかけてくれます!」

「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド」シーズン8の前半6エピソードは、2022年5月14日21時(米東部標準時間)よりAMCおよびAMC+で米リリース予定だ。

Source:Variety

Writer

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KyokoKyoko Okajima

アメリカ留学、大手動画配信サービスの社員を経て、ライターに転身。海外ドラマが大好きで、永遠のNo.1は『ブレイキング・バッド』と『ベター・コール・ソウル』。