『マッドマックス』フュリオサ単独映画、長年に渡る壮大な物語に ─ オーストラリア史上最大の映画

『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2015)の前日譚映画『フュリオサ(原題:Furiosa)』の物語は依然として不明のままだが、どうやら長年に渡る壮大な物語が描かれことになりそうだ。
7NEWS Australiaの取材にて、『フュリオサ』のメガホンをとるジョージ・ミラー監督は、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は「3日2晩の出来事を描いていました」としながら、前日譚については「これはサーガ。長年に渡る物語が展開されます。だからこそ様々な要素が存在します」と明かしている。オーストラリアで撮影される史上最大の映画になるとも伝えられている中、「壮大な映画を作ろうと思ったわけではありません。これは私が伝えたかった物語に過ぎないのです」と本作にかける想いを語った。
本作の出演者には、「クイーンズ・ギャンビット」(2020)のアニャ・テイラー=ジョイがフュリオサ役として名を連ねるほか、クリス・ヘムズワース、ヤーヤ・アブドゥル・マティーン2世が参加している。監督・脚本・製作は、ジョージ・ミラーが前作に引き続き担当。前作から続投する製作陣にはほか、共同脚本のニック・ラソウリス、音楽のジャンキーXL、編集のマーガレット・シクセル、美術のコリン・ギブソン、音響編集のベン・オスモ、製作のダグ・ミッチェル、メイクアップ・デザイナーのレスリー・ヴァンダーウォルト、スタント・コーディネーターのガイ・ノリスなどが就任している。
なお本作の撮影は、オーストラリアのニューサウスウェールズ州と連邦政府からの資金支援のもと、現地で決行されるとのことだ。その時期については、2021年6月に開始されるとも伝えられている一方で、2022年に執り行われると報じているところもあるため、今後の動向に引き続き注目したい。ちなみにジョージ・ミラー監督は、新作映画『Three Thousand Years Of Longing(原題)』の撮影が終了したことも報告しており、現在編集作業中とのことだ。
『フュリオサ(原題:Furiosa)』は、2023年6月23日に米国公開予定。
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Source: 7NEWS Australia , Collider