『マッドマックス』新作が撮影開始、クリス・ヘムズワースが報告 ─ アニャ・テイラー=ジョイ主演、フュリオサの前日譚描く
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2015)の前日譚映画『フュリオサ(原題)』が、ついに撮影開始となったことがわかった。出演者のひとりであるクリス・ヘムズワースが、Instagramにて報告している。
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本作は、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』でイモータン・ジョーという独裁者に反旗を翻し、彼の妻たちの逃走計画を実行した丸刈り頭&義手の戦士、フュリオサの若き日の姿を描く物語。“オーストラリアで撮影される史上最大の映画”となり、“長年に渡る壮大な物語”を描く作品と伝えられている。また前作に引き続き監督を務めるジョージ・ミラーによると、「『怒りのデス・ロード』は3日2晩の出来事でしたけど、この映画では15年に渡る物語」とのことだ。
2022年5月中旬、本作の主演であるアニャ・テイラー=ジョイが、オーストラリアに到着済みであることが判明し、撮影開始間近と噂されていた。このたびクリス・ヘムズワースが、「マッドマックス・サーガの新たな旅が始まった」と熱い言葉を寄せながら、『フュリオサ』のカチンコの写真を投稿。ついに撮影が開始となったのである。
ヘムズワースが演じる役どころについて公式情報は伝えられていない。しかし、20年間に及ぶ前作の舞台裏を綴った書籍『Blood, Sweat, and Chrome: The Wild and True Story of Mad Max: Fury Road』の著者であり、The New York Timesの記者であるカイル・ブキャナンによると、ヘムズワースはドクター・デメンタスというヴィランとして登場するという。
キャストにはほか、『Mank/マンク』(2020)などのトム・バークが参加しており、ネイサン・ジョーンズはリクタス・エレクタス役として続投している。
監督・脚本・製作を担当するのはジョージ・ミラー。前作から続投する製作陣にはほか、共同脚本のニック・ラソウリス、編集のマーガレット・シクセル、美術のコリン・ギブソン、音響編集のベン・オスモ、製作のダグ・ミッチェル、メイクアップ・デザイナーのレスリー・ヴァンダーウォルト、スタント・コーディネーターのガイ・ノリスらが就任している。撮影監督を務めるのは、『華麗なるギャツビー 』(2013)『ハクソー・リッジ』(2016)などのサイモン・ダガンだ。
『フュリオサ(原題)』は、2024年5月24日に米国公開予定だ。
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Source: Collider