『マッドマックス』フュリオサ単独映画、ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世が降板&代役決定

『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2015)の前日譚映画『フュリオサ(原題:Furiosa)』より、かねてからキャスティングされていたヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世が企画から降板したことが明らかになった。すでに後任の俳優が決定済みとのことだ。
『フュリオサ』は、前作で荒廃した世界を支配する独裁者に反旗を翻し、彼の妻たちの逃走計画を実行する丸刈り頭&義手の最強戦士、フュリオサの若き日の姿を描く物語。その詳細は依然として多くは明かされていないが、オーストラリアで撮影される史上最大の映画であり、長年に渡る壮大な物語が描かれると伝えられている。
アニャ・テイラー=ジョイがフュリオサ役として主演を務めるほか、キャストにはクリス・ヘムズワース&ヤーヤ・アブドゥル・マティーン2世が参加することが発表されていたが、このたびヤーヤの降板が報じられた。Deadlineによると、彼が以前から情熱を注いできた秘密の企画が最近になって前進し、そのスケジュールが本作と衝突してしまったとのことだ。その代役として起用されたのが、俳優のトム・バーク。『オンリー・ゴッド』(2013)『スーヴェニア 私たちが愛した時間』(2019)をはじめ、『Mank/マンク』(2020)ではオーソン・ウェルズ役を演じたことで知られる気鋭俳優だ。
前作から続投する製作陣には、監督・脚本・製作を兼任するジョージ・ミラーのほか、共同脚本のニック・ラソウリス、音楽のジャンキーXL、編集のマーガレット・シクセル、美術のコリン・ギブソン、音響編集のベン・オスモ、製作のダグ・ミッチェル、メイクアップ・デザイナーのレスリー・ヴァンダーウォルト、スタント・コーディネーターのガイ・ノリスらが就任している。2024年5月24日の米国公開に向けて本作の撮影前作業は、2021年11~12月に行われる予定と伝えられているため、2022年前半には撮影が開始されそうだ。
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Source: Deadline