【ネタバレ】『フォードvsフェラーリ』が加えた、事実と異なるドラマチックな演出とは

絶対王者フェラーリに挑む男たちの奇跡の挑戦を描く『フォードvsフェラーリ』は、伝説的な1966年のル・マン24時間レースを主な舞台とした実話映画。マット・デイモンが演じるキャロル・シェルビー、クリスチャン・ベイルが演じるケン・マイルズを初め、トレイシー・レッツのヘンリー・フォード2世、レモ・ジローネのエンツォ・フェラーリら実在の人物たちの熱いドラマが描かれる。
監督は『LOGAN/ローガン』(2017)のジェームズ・マンゴールド。史実を元にしたこの映画でジェームズは、ある創作を紛れ込ませていたという。物語を盛り上げたあの描写は、実は事実とは異なっていたのだ。
この記事には、『フォードvsフェラーリ』のネタバレが含まれています。
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