『フォードvsフェラーリ』奇跡のバディ、奇跡の大逆転 ─ マット・デイモン&クリスチャン・ベール、実話レース映画に挑む

『ボーン・アイデンティティー』シリーズや『オデッセイ』(2015)のマット・デイモン、『ダークナイト』3部作のクリスチャン・ベール主演『フォードvsフェラーリ』が2019年1月10日(金)に公開される。各国の映画祭で絶賛を浴び、米Rotten Tomatoesでは評論家91%、観客98%(12月4日現在)という高評価を獲得している本作より、特別映像「奇跡の大逆転」が到着した。
気鋭のカーデザイナー、キャロル・シェルビー(マット・デイモン)のもとに、フォード・モーター社から思いがけないオファーが届く。それはル・マン24時間耐久レースで、絶対王者のフェラーリ社に勝てる車を作ってほしいという依頼だった。かつてル・マンで優勝しながらも、心臓病により引退したシェルビーは、破天荒な一流レーサーであるケン・マイルズ(クリスチャン・ベール)のもとへ向かう。レースへの情熱を共有する2人は、史上最高の車を生み出すべく数々の困難を乗り越えるうち、固い友情で結ばれていく……。
今回の特別映像がアピールする「奇跡の大逆転」は、マット・デイモン演じるキャロル・シェルビーと、クリスチャン・ベール演じるケン・マイルズという“奇跡のコンビ”によって実現されたもの。けたたましいエンジン音で始まる映像の冒頭で、ベールは「カーレース全盛期を描いているが、ただのレース映画じゃない」と一言。デイモンは「まったくタイプの違う2人が力を合わせ、奇跡を起こそうとする」物語だと述べた。もちろん迫力のレースシーンや、衝撃のクラッシュシーン、2人がぶつかりながらも試行錯誤する様子、さらにマイルズの妻や子供も登場。シェルビーとマイルズが背負った大きな期待や、見守る家族たちの不安も垣間見ることができる。

『フォードvsフェラーリ』では、マット・デイモン&クリスチャン・ベールという名優ふたりが、最大の敬意を払いながら実在した2人を演じきった。男の友情と絆、家族の思いが交錯する、不可能を可能にした挑戦の物語だ。2019年11月に全米公開されるや、堂々の初登場1位を記録。なお12月3日(現地時間)には、アカデミー賞の前哨戦としても名高い「ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞」でトップ10作品に選出され、アカデミー賞への期待もさらに高まっている。
映画『フォードvsフェラーリ』は2020年1月10日(金)全国ロードショー。