ギャラクティック・エンパイアのデビュー・アルバム、iTunesメタル・チャート堂々1位、ロック・チャートでも3位に

“暗黒面の力を目撃せよ”
THE RIVERでもたびたびフォローしてきた、スター・ウォーズの楽曲をカバーするアメリカのメタルコア・バンド、ギャラクティック・エンパイア(Galactic Empire)。クラウドファンディングによるアルバム制作プロジェクトが成就したことや、UKツアーの様子は既報の通りだが、2017年2月3日、晴れてデビューアルバム “Galactic Empire”をリリース。ここ日本でもiTunesやApple Music、Amazon Prime ミュージックなどで楽しむことができる。
メタル・ファンとスター・ウォーズ・ファン、さらにその両方を愛するファンらに熱い視線を注がれていただけあって、リリースするや否やアメリカのiTunseメタル・チャートでジューダス・プリーストやメタリカを押さえて堂々の1位を獲得。さらにロック・チャートでは3位、総合チャートでは33位の好スタートを切ったことが報告されている。
“Galactic Empire”の視聴
デビューアルバム “Galactic Empire”のトラックリストと視聴ボタンはこちら。
Main Theme
The Imperial March
Duel of the Fates
The Force Theme
The Asteroid Field
Battle of the Heroes
Cantina Band
Ben’s Death / Tie Fighter Attack
Across the Stars
The Forest Battle
The Throne Room / End Title
ファンなら誰もが口ずさむことができる名曲の数々が、『ヘヴィ・メタルの暗黒面』に誘発されどのような楽曲になっているのか、是非今すぐその耳で確かめて欲しい。
「クソ最高、満点」の評価
メタル・ファンの耳にはどう評価されたのだろうか。メタル・バンド専門メディアDevils Gate Mediaでは、「このアルバムをクソ愛してる」と大絶賛のレビューが掲載されている。同レビューでは、お気に入りのトラックの数々を挙げながら「ライブで見れたら発狂する」と熱い賛辞を送っている。
「本当に、ギャラクティック・エンパイアがシーンにもたらしたのは特異性だけでなく、コミカルで、リアルなものだ。コイツらはリアルだ。コイツらのやってることが好きだし、何と言ってもスター・ウォーズとは偉大なのだ。なんてテーマを選んだんだ!」
同レビューでは、スター・ウォーズとメタルという運命的な出会いを称える一方で、音楽面、とりわけ技術面の評価も忘れていない。特に熱く語る4曲目の”The Force Theme”については、「スローなギター・ソロの後ろに鈍いベース。そして全てが完全なハーモニーと化して一気にまとまる。なんて素晴らしいオープニングなんだ。この曲では、様々なギター・テクニックが用いられている。完全にやられたよ」と評し、最後に10点満点の表記で締めくくっている。
「彼らは素晴らしいミュージシャンでもある。本当に、本当によくやった!サウンドはオーガスト・バーンズ・レッド(August Burns Red)的だ。スター・ウォーズが好きで、オーガスト・バーンズ・レッドも好きなら、絶対に楽しめるよ!」
ギャラクティック・エンパイアのデビュー・アルバム “Galactic Empire”は、日本でも既にダウンロードが可能。アメリカのiTunesチャートでは好スタートを切っているが、日本のiTunesロックチャートでは圏外であったので、日本でもファンの力で盛り上げたい。それしか道は無いのだ。
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