『ゴーストバスターズ/アフターライフ』ビル・マーレイ、ヴェンクマン博士役への復帰を語る ─ 「良い脚本だ、うまくいくと思う」

『ゴーストバスターズ』シリーズのビル・マーレイが、ピーター・ヴェンクマン博士役として最新作『ゴーストバスターズ/アフターライフ』で復帰することについて語った。
『ゴーストバスターズ』は、超常現象や幽霊などを研究していた風変わりな科学者たちが、独自のシステムで幽霊を退治していく奇想天外なストーリーが人気を博し、世界中で多くのファンを獲得した。来たる最新作は、1989年公開の『ゴーストバスターズ2』から直結する正統な続編だ。
『アフターライフ』の撮影現場に訪れた米Vanity Fairによると、マーレイは「良い脚本だ。いろんな感情と家族の要素が含まれているから、すごく面白かった。うまくいくと思うよ」と続編に好意的な印象を示した。第2作から約30年の月日が流れた今、マーレイは69歳となった。自身の演じるヴェンクマン博士をはじめ、再登場するオリジナルメンバーについて「私たちは傷ついている男たちなんです。そういうことを伝えようとしている」とコメント。「彼ら(製作陣)が描いた物語とはそういうもの」と言葉を選びながら話したという。
本作にはマーレイの他にも、レイモンド・スタンツ博士役のダン・エイクロイド、ウィンストン・ゼドモア役のアーニー・ハドソンなど、オリジナルキャストの多くが復帰する見込み。惜しくも叶わなかったのが、2014年に他界した、イゴン・スペングラー役のハロルド・ライミスだ。ただし2019年12月に公開された『アフターライフ』の予告編では、イゴン博士の名前が書かれた作業着が一瞬だけながら確かに映っている。おそらく本作では、イゴン博士についても触れられるのではないだろうか。
シリーズでおなじみのプロトンパックについて、マーレイは「背負うと、とにかく苦痛なんだよ。すごく重いし、立ってるだけでも背中を曲げてたよ。しかも、いつも長いこと背負ってたんだ」と冗談交じりに話している。新作では、ヴェンクマンらが過去作そのままの姿で登場することにも期待できそうだ。ちなみに、マーレイを含むオリジナルメンバーは、撮影現場でフィン・ヴォルフハルトとマッケナ・グレイスをはじめとする新キャストに「OGB(オリジナルゴーストバスターズ)」と呼ばれていたという。
映画『ゴーストバスターズ/アフターライフ』は2020年公開。監督はアカデミー賞監督賞にノミネートされた経歴を持つ、シリーズの生みの親アイヴァン・ライトマンの息子ジェイソン・ライトマンが務める。
Source: Vanity Fair