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女性版『ゴーストバスターズ』監督、オリジナル版とのクロスオーバーを希望 ─ 「女性チームの復活観たい」コミック版では実現済み

ゴーストバスターズ
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傑作ホラーコメディ『ゴーストバスターズ』シリーズの続編となる『ゴーストバスターズ/アフターライフ』が2020年に劇場公開を迎える今、2016年に製作された女性版『ゴーストバスターズ』を手がけたポール・フェイグ監督には、ひとつの望みがあるようだ。オリジナル版『ゴーストバスターズ』とのクロスオーバーである。

クリステン・ウィグ、メリッサ・マッカーシー、ケイト・マッキノン、レスリー・ジョーンズが出演した『ゴーストバスターズ』は、作品に対する評価とは関係なく、“全員女性”であるというだけでバッシングやヘイトの対象になってしまった。新作ドラマ「Zoey’s Extraordinary Playlist(原題)」の製作総指揮を務めるフェイグ監督は、米/Filmなどの取材にて、女性版ゴーストバスターズの復帰を願っている。 

素晴らしいもので、コミック版(『ゴーストバスターズ』)の世界ではクロスオーバーが何度も起こっています。だから次元の裂け目みたいなものが生まれて、僕たちのチームと、オリジナルのゴーストバスターズが合流できればと思いますよ。すでに準備はなされているし、コミックでは正史になっている。だから、何が起こるかは誰にも分かりませんよね。僕はチームの復活を観たいんです。」

もともと、女性版『ゴーストバスターズ』はシリーズ化も検討されており、フェイグ監督はアジアを舞台とする続編を計画してもいた。ところが、1作目の興行成績はスタジオの期待に及ばず、続編の実現は難しくなったのである。そこで代わりに企画されたのが、オリジナル版『ゴーストバスターズ』(1984)『ゴーストバスターズ2』(1989)の流れを汲む『ゴーストバスターズ/アフターライフ』だった。

しかし女性版の出演者には、こうした動きを前向きに受け止められなかった者もいる。たとえば、パティ・トラン役のレスリー・ジョーンズは「超イラつく」「トランプがやりそうなこと」と直球すぎる苦言を呈したのだ。監督の希望するクロスオーバーが実現するかどうかは、こうした心理的な問題をクリアできるかどうかにも懸かっているだろう。

現在、フェイグ監督は女性版『ゴーストバスターズ』について「どんな議論が起こったにせよ、映画を作るのはすごく楽しかった」と振り返っている。激しいバッシングを受けた一方で、作品には確かな支持も寄せられており、子供向けチャンネル「ニコロデオン」のキッズ・チョイス・アワードでは2017年の映画部門にも輝いたのだ。「子どもたちに愛してもらえて、僕はすごくうれしかったですよ」。

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Source: /Film

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

THE RIVER編集部。「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。劇場用プログラムや各種媒体への寄稿なども喜んで承りますので、お気軽にお尋ねください。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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