ダンブルドアの恋人!『ハリー・ポッター』『ファンタビ』ゲラート・グリンデルバルドの青年期〜老年期を追う

『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』でジョニー・デップが演じたことで一躍その名を有名にしたゲラート・グリンデルバルド。
史上最強の魔法使いという肩書きと、ダンブルドア校長と恋仲にあったという生い立ちから、続編でどのような活躍をするのか期待に胸が膨らむ。
実はグリンデルバルドは『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』が初登場ではない。実際に姿を現して劇中で描かれたのは『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』からである。
今回はおさらいの意味も含め、さらに青年期のグリンデルバルドのイケメンぶりにも注目して、今までこの役を演じてきたキャストについて紹介しよう。
ジョニー・デップ演じる中年期
ジョニーが演じたのは『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』でのグリンデルバルドだ。
真っ白で逆立った髪型と眉のない青白い顔。頰が少しこけていて、薄く濁ったような瞳。体格は過去のジョニー・デップと比べるとややがっしりとしていて、服装も厚手のローブで首まで覆われ一層体格の良さを顕著にしている。『アリス・イン・ワンダーランド』で演じたマッドハッターのようなキョロリとした瞳とは打って変わり、切れ長の眼が役柄の狂気をしっかりと現している。
既に本作品の続編での起用も決まっている。そこでは若き日のダンブルドアとの関係も描かれていくそうで、ジョニーがどのような表情を見せるのか楽しみだ。
ジョニーのグリンデルバルドは『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』での登場場面は決して多くなかったにも関わらず圧倒的存在感を発揮した。さらに本作品のサプライズとして扱われ、事前にキャストとして公表されることもなく映画のキモとなる部分を担った。作品を鑑賞するまで、あの大物俳優のジョニー・デップがこんな形で出演しているなんて予想もしないだろう。グリンデルバルドはハリー・ポッターシリーズの中ではほとんど描かれることがなかっただけに、今後のファンタスティックビーストシリーズでいかに焦点を当てて深く描いていくのかが見所である。
絶世のイケメン!青年期のグリンデルバルド
『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』で登場するグリンデルバルドを演じるのは、ジェイミー・キャンベル・バウアーだ。写真での登場が数回と、ほんのわずかの回想シーンのみとかなり短い出演時間でありながら貴公子のようなイケメンぶりを見せている。
ジェイミーの公式Instagramでの彼の写真を見ればその容姿端麗ぶりがわかるだろう。
若かりし日のグリンデルバルドが、いかに容姿端麗な魔法使いであったかを想像させる。
さらに、やや細身でやんちゃそうな姿がダンブルドアを魅了していたと思うと胸が熱くなる。
こちらの写真では、かなり明るい髪色に逆立てたヘアスタイルでジョニーの演じるグリンデルバルドにそっくり。
『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』では中年期より髪が長く描かれ、眉の薄さとキリッとした瞳は健在である。
杖職人のグレゴロビッチから杖を盗み出すシーンでは、華奢な身体を折りたたみ窓枠に乗る姿が印象的。
劇中ではダンブルドアと恋仲であったグリンデルバルドだが、役を演じたジェイミーは、プライベートではジニー・ウィーズリー役のボニー・ライトと婚約していた時期があった。(現在は破局)。大作映画への出演と同時に恋人まで手に入れた、まさにイケメンのなせる技。
今はバンド活動が中心で役者としての映画作品への出演は少ないジェイミー。現時点での発表はないが、『ファンタスティック・ビースト』シリーズ続編での出演はどうなるのか。期待したいところだ。
老齢期の姿は覇気がない
ジェイミー・キャンベル・バウアーと同じく『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』の中で、グリンデルバルドの老齢期を演じたのはマイケル・バーン。ジェイミー以上に出演シーンは短いが、ヴォルデモートとの重要なシーンに出演している。それゆえ、ジェイミーの存在以上に印象に残っている方もいるのではないだろうか。
魔法界の牢獄であるヌルメンガードに投獄されている時の姿は、髪は短く刈られ清潔感はなく、かつての面影は感じられない。だが、深く刻まれたシワの中に宿る瞳はやはりグリンデルバルドらしい切れ長の形をしている。
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