「ザ・ボーイズ」スピンオフ「ジェン・ブイ」を「ボバ・フェット」化させないと製作者が誓う ─ 「ああいうのはやりたくない」

大人気ド畜生ヒーロードラマ「ザ・ボーイズ」から派生した「ジェン・ブイ」では、『スター・ウォーズ』ドラマへの不満を活かしたい?クリエイターを務めるエリック・クリプキが、ファンの気持ちを代弁するような志を米Entertainment Weeklyに語っている。
「ジェン・ブイ」は、「ザ・ボーイズ」世界内に存在する能力者たちの学園ゴドルキン大学を舞台に、スーパーパワーを持つ若者たちの成長や戦いを描くドラマ。2023年に配信されたシーズン1では、「ザ・ボーイズ」からホームランダー(アントニー・スター)も登場。来たるシーズン2の予告編映像でもスターライトやディープが姿を見せており、「ザ・ボーイズ」とのクロスオーバー演出が取り入れられている。
しかしクリプキは、それ以上のシリーズ混合を行わない構え。「僕は、『ジェン・ブイ』ではジェン・ブイのキャラクターが主体になるべきであって、『ザ・ボーイズ』ではザ・ボーイズのキャラクターが主体になるべきだと、かなり心掛けています」と語っている。
「クロスオーバーしたり、アシストしたり、ヘルプに現れることはありますけど、例えば『ボバ・フェット』を観るぞと思って観てみたら、この2エピソードはただの『マンダロリアン』じゃないかというようなのは、なかなか無理があるし、良くないやり方。僕はね、ああいうのはやりたくないんですよ。それぞれに語る物語があるんですから。」
クリプキが反面教師に挙げているのは「ボバ・フェット/The Book of Boba Fett」だ。『スター・ウォーズ』屈指の人気キャラクターとしてドラマ「マンダロリアン」で復活したボバ・フェット待望の単独シリーズとして登場したが、一部のエピソードではマンダロリアンが主役を差し置いて中心的に描かれた。配信当時、ファンの間では「実質『マンダロリアン』シーズン2.5だ」と、肩透かしを食らったとする批判も見受けられた。
「ジェン・ブイ」はあくまでも「ジェン・ブイ」であるべき……クリプキの誓いは至極当たり前のことでもあるのだが、シェアード・ユニバース至上主義となっているハリウッドにおいて、この姿勢は地に足着いた考えでもある。
とはいえ、「ジェン・ブイ」シーズン2は「ザ・ボーイズ」ファイナル・シーズンに直接繋がるという事前告知もある。両シリーズはそれぞれ独立しながらもいかに融合を果たすのか。2025年9月17日よりPrime Videoで独占配信となる「ジェン・ブイ」シーズン2で、クリプキの心意気を確かめたい。
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Source:Entertainment Weekly via ScreenRant