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「ジェン・ブイ」シーズン2、亡くなったアンドレ役チャンス・パードモに「敬意を表する」内容に

ジェン・ブイ
©Amazon Studios

Amazonシリーズ「ザ・ボーイズ」のスピンオフ「ジェン・ブイ」シーズン2には、アンドレ・アンダーソン役を務めた故チャンス・パードモへのオマージュが込められているという。アンドレの父でスーパーヒーローのポラリティ役を演じるショーン・パトリック・トーマスが、米TVLineに明かした。

「ジェン・ブイ」(2023-)は、巨大企業ヴォート社運営のゴドルキン大学を舞台に、若きスーパーヒーロー候補生の熾烈なトップ争いや、校内に潜む陰謀を描いたシリーズ。パードモは、磁気を操る能力を持つ学生のアンドレ役を好演したが、2024年3月30日に交通事故に遭い、帰らぬ人となった。シーズン2の製作準備に向かう道中でのバイク事故だった。

この悲劇を受けて、シーズン2の撮影開始は当初予定されていた4月から延期され、脚本の改稿作業も行われていた。のちにパードモの代役は立てない意向も伝えられた

TVLineの取材に応じたトーマスは、「あまり多くは語れませんが、ポラリティはシーズン2に登場します。シーズン2は、色んな意味でチャンス・パードモに敬意を表するものになる。彼にふさわしい形で表現できることを願っています」と語っている。パードモはシーズン2の撮影直前に亡くなったため、劇中にアンドレは登場しないとみられるが、彼の存在は物語に影響を与えることになりそうだ。

なお、「ジェン・ブイ」シーズン2は7月に撮影が開始され、11月にクランクアップが伝えられた。2025年にAmazon Prime Videoで配信開始となる予定だ。

ちなみに本家「ザ・ボーイズ」は、シリーズ最終となるシーズン5の撮影が始まったばかり。同ユニバースではさらに、前日譚ドラマ「ヴォート・ライジング(原題)」の製作が発表され、メキシコを舞台とした「ザ・ボーイズ:メキシコ(原題)」も企画中だ。

Source:TVLine

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KyokoKyoko Okajima

アメリカ留学、大手動画配信サービスの社員を経て、ライターに転身。海外ドラマが大好きで、永遠のNo.1は『ブレイキング・バッド』と『ベター・コール・ソウル』。

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