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鬼才が仕掛ける狂気の迷宮『ゴーストランドの惨劇』予告編 ─ 2度と観たくない恐怖描写、2度観たくなるトリック

ゴーストランドの惨劇
© 2017 - 5656 FILMS -INCIDENT PRODUCTIONS -MARS FILMS -LOGICAL PICTURES

トラウマ・ホラーの名作『マーターズ』(2007)を手がけたフランスの鬼才、パスカル・ロジェ監督による6年ぶりの最新作『ゴーストランドの惨劇』より、衝撃の予告編とポスタービジュアルが公開された。

鬼才が仕掛ける、観る者を弄ぶ【絶望のトリック】

このたび公開された予告編は、屋敷に移り住んで来た夜、二人組の暴漢に襲われる母と姉妹の姿から幕を開ける。背後から突進してきた巨漢に吹き飛ばされる母親、髪を掴まれ引きずられる姉妹、そして暴漢に飛びかかり刃物で男をメッタ刺しにする母親の姿……。

16年後、今でも悪夢にうなされるベスのもとに、いまだ“あの屋敷”に住んでいる姉、ヴェラから「戻ってきて」との電話がかかってくる。久しぶりに屋敷を訪れたベスに、何かに怯えきった様子のヴェラは「まだ終わってない」と告げる。「お姉ちゃんは壊れたよ。次はお前だ」。あの夜の暴漢の声が囁き、“惨劇”が再び訪れる……というところでは終わらない

ゴーストランドの惨劇
© 2017 – 5656 FILMS -INCIDENT PRODUCTIONS -MARS FILMS -LOGICAL PICTURES

姉妹はフランス人形のように着飾られ弄ばれ、狂気に満ちた不条理な暴力が降りかかる。恐怖と殴打で歪む顔、散りばめられたトリックのヒント、畳みかけるような狂気と絶望。ポスタービジュアルには、傷だらけのフランス人形の面に埋もれる少女の顔。「観はじめた瞬間から、あなたは“悪魔の家”の罠にはまる―」というキャッチコピーは、まさしく全編に張り巡らされた伏線と罠を象徴するものだ。姉と妹、過去と未来、事実と虚構。2度と観たくない凄惨な恐怖描写に、必ず2回観たくなる緻密なトリック。鬼才パスカル・ロジェ監督が作り上げた“狂気の迷宮”に、観客はまんまと迷い込むことになる。

ゴーストランドの惨劇
© 2017 – 5656 FILMS -INCIDENT PRODUCTIONS -MARS FILMS -LOGICAL PICTURES

『ゴーストランドの惨劇』ギャラリー

映画『ゴーストランドの惨劇』は2019年8月9日(金)より新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー

『ゴーストランドの惨劇』公式サイト:http://ghostland-sangeki.com/

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THE RIVER編集部THE RIVER

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