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今年の夏はインド産ホラーで震えろ! Netflixドラマ『Ghoul』2018年8月24日配信開始、『ゲット・アウト』プロデューサーが製作

Ghoul
Netflix

映画『パラノーマル・アクティビティ』『インシディアス』シリーズや『ゲット・アウト』(2017)など、数々のホラー映画を世に放ってきた製作者ジェイソン・ブラムが、今度はインド産ホラードラマをプロデュースする。注目のNetflixドラマ「Ghoul(原題:Ghoul)」が2018年8月24日より全世界同時配信されることがわかった。

Netflixといえば、7月6日よりインド製作のオリジナルドラマシリーズ「聖なるゲーム」の配信を開始したばかり。同作はインドのベストセラー小説を原作とした社会派クライム・サスペンスだが、次の一手は本格ホラー作品だ。製作総指揮にはジェイソン・ブラムのほか、インドで映画監督・プロデューサーとして活躍するアヌラーグ・カシャプらが名前を連ねている。

Ghoul
Netflix

本作『Ghoul』の大きな特徴はアラブの民話を原案としているところ。舞台は秘密収容所で、一人の尋問者が、自分の父親を反政府の活動家として密告するところから始まる。しかしその収容所に拘置されているテロリストの中には、この世ならざる存在が紛れ込んでいた。やがて収容所の職員たちは、自らの過去を暴かれていくことになる……。

全3話からなるミニシリーズの脚本・監督を務めるのは、米国で活動する新鋭パトリック・グレアム。本作はインド製作ながら、米国のクリエイターがクリエイティブのカギを握っているとあって、ハリウッドのホラー作品ファンにも、インド映画のファンにも新鮮なコラボレーションを堪能することができそうだ。主演は「聖なるゲーム」にも出演する女優ラディカ・アプテが務める。

ジェイソン・ブラム率いるブラムハウス・ピクチャーズにとって、『Ghoul』は初めて手がけるインド製作のホラー作品だ。ジェイソンは「この作品を世界中のホラーマニアにお届けできるのが楽しみ」とコメント。インド側のプロデューサーであるヴィクラマディティヤ・モトワニ氏は、本作について「インド発の優れたホラー・ストーリー」「はらはらする第一級のホラーシリーズに満足しています」と自信をにじませている。
映画『バーフバリ』2部作のヒットによって、日本ではインド発のエンターテインメントがかつてないほどの注目を集めているところ。今年の夏の締めくくりは、ぜひこのシリーズで震え上がることにしよう。

ドラマ『Ghoul(原題)』は2018年8月24日よりNetflixにて全世界同時配信

Sources: Netflix, Deadline, THR

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。