DC映画『スーパーガール』監督に『クルエラ』『アイ,トーニャ』クレイグ・ギレスピーが交渉中

ジェームズ・ガン&ピーター・サフランが刷新を推し進める新DCユニバース(DCU)の映画『スーパーガール:ウーマン・オブ・トゥモロー(原題)』の監督として、『クルエラ』(2021)『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』(2017)『ダム・マネー ウォール街を狙え! 』(2023)などで知られるクレイグ・ギレスピーが交渉中だと分かった。米Varietyが報じている。
ギレスピーは、『フライトナイト/恐怖の夜』(2011)『ミリオンダラー・アーム』(2014)などでメガホンを取り、「フィジカル」(2021‐)や「パム&トミー」(2022)などのドラマシリーズでもエピソード監督を務めている。
『ウーマン・オブ・トゥモロー』の脚本には、2018年にリリースされた短編映画『We Win(原題)』の脚本を手がけ、これまで主に女優として活動してきたアナ・ノゲイラが就任。ガンとサフランがプロデューサーを務め、『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』(2021)などのシャンタル・ノンが製作総指揮を担う。
スーパーガール役に大抜擢されたのは、「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」(2022-)シーズン1で少女時代のレイニラ・ターガリエン王女役を演じたミリー・アルコック。アルコック演じるスーパーガールは、単独映画の前に複数のDC企画に登場すると報じられている。その他のキャストは未定。
トム・キングによる同名コミックの映画化となる本作で、スーパーガールはクリプト・ザ・スーパードッグと一緒に21歳の誕生日を祝うために銀河を旅し、その途中でルーシーという少女に出会い、少女の復讐のために宇宙へと旅立つことになる。以前にガンは新スーパーガールについて、「彼女はもっとハードコアで、これまでに見慣れているスーパーガールとは全く違います」と語っていた。
『スーパーガール:ウーマン・オブ・トゥモロー(原題)』は2024年後半に撮影開始予定。公開時期は発表されていない。
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Source:Variety