『ゴジラvsコング』続編、タイトルは『ゴジラxコング：ザ・ニュー・エンパイア』に決定 ─ ティザー映像も公開

モンスター・ヴァース『ゴジラvsコング』（2021）続編映画のタイトル原題が、『Godzilla x Kong: The New Empire』となることが発表された。ティザー映像も公開されている。

前作『ゴジラvsコング』では、ゴジラとコングが禁断の頂上決戦。対決には決着もつけられたほか、共闘する展開も見られた。

その続編のティザー映像では、玉座に腰かけたようなコングのシルエットが登場する。周囲には無数の怪獣たちの骨が散乱しており、やがてゴジラとコング（の先祖）のものと思しき骨が映る。コングはかなり怒っている様子で、闘志に燃えた瞳でこちらを睨みつける。

発表されたタイトルには二つの注目点がある。まずは、前作では「vs」だったゴジラとコングの関係性が「x」と表されていること。先行して公開されているあらすじでも、「全能たるコングと恐るべきゴジラが、この世界に隠された巨大な未知の脅威と対峙し、彼らの──そして我々人類の存続に挑む」とある。おそらくゴジラとコングは、彼らよりも強大な存在に立ち向かうため、一時的に、あるいは全編を通して再び手を組むことになりそうだ。

もう一点は、「新たなる帝国」を意味する「The New Empire」だ。前作でコングは未知なる世界にたどり着いており、あらすじにある「隠された巨大な未知の脅威」が関係してくる展開が考えられる。「新たなる帝国」とは、彼らにとって、そして人類にとって脅威となる新勢力か、それともゴジラやコングが統治する新世界か。

この続編では、『ゴジラ vs コング』アダム・ウィンガード監督が続投。キャストではレベッカ・ホールとブライアン・タイリー・ヘンリーも続投し、新たに『美女と野獣』（2017）野獣（ビースト）役ダン・スティーヴンスが加わる。

『Godzilla x Kong: The New Empire（原題）』は2024年3月、US公開。